2021.04.13

3週間ぶりの公式戦を迎える新潟アルビレックスBB、一戦必勝の気概でレバンガ北海道を破りたい

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

新潟アルビレックスBB vs レバンガ北海道(@シティホールプラザアオーレ長岡)
4月14日19時5分

 第29節からの4節、計6試合が中止に追い込まれ、新潟アルビレックスBBは3週間ぶりにコートに立つ。直近で最後の試合である第28節の千葉ジェッツ戦は前半だけで62失点を喫し、最終的に39点差という大敗。一時は東地区最下位に転落しながらも現在は同9位に戻っているが、中止となった試合のうち3試合の消滅がすでに決まっており、今シーズンは最大で12試合しか残っていない。1試合の重みがより増すこととなる。

 その新潟に代わって最下位に逆戻りとなったのがレバンガ北海道だ。新潟が試合を消化できない間にアルバルク東京を撃破していながら、直後の新潟戦が中止となると、その後信州ブレイブウォリアーズに連敗し、前々節の横浜ビー・コルセアーズ戦も黒星。前節の宇都宮ブレックス戦も、第2戦こそ第3クォーター以外はタイスコアと粘ってみせたものの、結局連敗は5に伸びた。

 北海道は、横浜戦で負傷したジャワッド・ウィリアムズの今シーズン中の復帰が難しく、橋本竜馬山口颯斗も欠場中と厳しい状況が続くが、今節改めて相まみえる新潟との直接対決で勝てば最下位を脱出できる。むしろ、コート外での騒動もあり、より難しい立場に置かれているのは新潟のほうだろう。残り試合は現場の選手・スタッフが少しでも信頼回復に努めなければならず、必死にボールを追う姿を見せ続ける必要がある。今節東地区9位を守れなければさらにトーンダウンしかねないため、一戦必勝の気概を強く持つことだ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・新潟(ヘッドコーチ:福田将吾)
星野曹樹
大矢孝太朗
アレン・ダーラム
五十嵐圭
柏倉哲平
石井峻平 ※インジュアリーリスト
西田優大
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
水野幹太
池田雄一
林翔太郎
ジェイソン・ウォッシュバーン

・北海道(ヘッドコーチ:宮永雄太
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
玉木祥護
内田旦人
山口颯斗 ※特別指定
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ

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