2021.09.30

【川崎vs横浜】とどろきアリーナは“神奈川ダービー”で幕開け…川崎は新主将の藤井、新加入のジャニングに注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

川崎ブレイブサンダース vs 横浜ビー・コルセアーズ(@川崎市とどろきアリーナ)
第1戦:10月2日18時5分 第2戦:10月3日16時5分

 とどろきアリーナでの2021−22シーズン開幕戦は、川崎ブレイブサンダースvs横浜ビー・コルセアーズによる“神奈川ダービー”で幕が開ける。

 両チームは開幕前のプレシーズンゲームでも戦っており、その際は74−54で川崎が勝利。もちろん、互いにすべてを出し尽くしたわけではないが、過去のレギュラシーズンでの勝敗は23勝1敗と川崎が圧勝。横浜は昨シーズン4連敗しており、今シーズンもチャレンジャーとして2シーズンぶりのダービー戦勝利を狙う。

『MOVE』のスローガンのもと、常に選手全員が激しく続けるバスケットを目指す今シーズンの川崎。その中心を担うのが、無尽蔵のスタミナでチームに活力を与える藤井祐眞だ。新キャプテンとして迎える2021−22シーズンは12月で30歳を迎え、藤井自身としても節目の年になるだろう。初陣から持ち味を存分に発揮し、会場のファンを沸かせてほしい。また、新加入選手の中では196センチのシューティングガード、マット・ジャニングがどんなプレーを披露するか注目が集まる。

 対する横浜は、青木勇人氏が新ヘッドコーチに就任。昨シーズンよりもアップテンポな展開を目指しつつ、選手それぞれの個性も生かすバスケットを掲げる。ロバート・カーターアキ・チェンバースらが抜けた穴は特に攻撃面で影響が出そうだ。森川正明や昨シーズン後半戦から飛躍した須藤昂矢生原秀将の得点力も川崎撃破には必要不可欠。24日に入団が発表されたジェイコブス晶のB1最年少デビューにも期待がかかる。

文=小沼克年

■ロスター
・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
綱井勇介
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

・横浜(ヘッドコーチ:青木勇人)
パトリック・アウダ
レイトン・ハモンズ
レジナルド・ベクトン
古牧昌也
森川正明
大庭岳輝
土屋アリスター時生
森井健太
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将

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