2021.10.07

【A東京vs富山】今季初勝利を狙う両軍、A東京は勝負どころでの遂行力が問われる

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

アルバルク東京 vs 富山グラウジーズ(@アリーナ立川立飛)
第1戦:10月9日15時5分 第2戦:10月10日15時5分

 大型補強に成功し、敵地ではあるものの今シーズンの開幕戦を任されたアルバルク東京。琉球ゴールデンキング相手に一時15点リードを奪う強さを見せたが、第4クォーターで8-18と失速して初陣を飾れなかった。続く第2戦も第3クォーター終了時点でリードしながらも、最後の10分間で踏ん張りが効かず、2戦連続の逆転負け。リバウンドやシュート精度、勝負どころでのターンオーバーなど、この敗戦で多くの課題が浮き彫りになったことだろう。ホーム開幕節を迎える今節は、是が非でもファンへ白星を届けたいところだ。

 相手となるのは、今シーズン西地区へ移動した富山グラウジーズ。その富山も信州ブレイブウォリアーズから白星を奪えず、開幕2連敗でのシーズンスタートとなった。第1戦は惜しくも1点届かず71-72で敗戦。第2戦は互いのシュート精度が上がらず、第4クォーターを前に35-38のロースコアゲームに。それでも、富山から移籍した岡田侑大に2日続けて18得点を許してしまい41-55で敗れた。

 まずは今シーズン初勝利をつかむことがノルマとなる両者。ホームのA東京は、たとえ大量リードを奪ったとしても試合終了まで遂行力を維持することが必須。対する富山は、阿部友和の不在をカバーする存在が必要であり、山口祐希やルーキーの上澤俊喜の働きも勝利には欠かせない。また、両軍ともに開幕節ではペイントエリアを支配できなかっただけに、インサイドの攻防にも注目したい。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
ジョーダン・テイラー
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
菊地祥平
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
山口祐希
飴谷由毅
ブライス・ジョンソン
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜
宇都直輝
松井啓十郎
ジュリアン・マブンガ
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

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