2021.11.04

【群馬vs名古屋D】今季初のホーム連勝へ…群馬は守備意識を高めて名古屋Dを退けたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

群馬クレインサンダーズ vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@太田市運動公園市民体育館)
第1戦:11月6日15時5分 第2戦:11月7日15時5分

 開幕節では宇都宮ブレックス相手に連勝を収めたが、その後は1勝を挙げるに留まった10月の群馬クレインサンダーズ。現在得点ランクトップのトレイ・ジョーンズを中心に、得点面では平均85.1得点と高い数字を残している。しかしディフェンスに目を向けると、ここまでB1ワーストの平均88.9失点。10月30日に行われた「第97回天皇杯 全日本バスケットボール選手権」3次ラウンドの西宮ストークス戦でも、88得点を奪いながらも94失点で敗戦を喫した。

 今節から再開されるリーグ戦では、平均91.0得点を誇る名古屋ダイヤモンドドルフィンズをホームの太田市運動公園市民体育館に迎え撃つ。攻撃力を武器とする両者の激突は、激しい点の取り合いが予想される。だが、群馬としてはこれまでの敗戦を教訓に、一層ディフェンスに力を入れて勝利という結果をつかみたい。そのために期待がかかるのはアキ・チェンバース野本建吾だ。2人の脚力を生かしたディフェンスで相手の3ポイントシュートを封じることができれば、今シーズン初のホーム連勝も十分可能だ。

 名古屋Dは前節から動きがあり、シェーン・ウィティングトンをインジュアリーリストへ登録し、開幕から京都ハンナリーズでプレーしていたワース・スミスを獲得。198センチのパワーフォワードだが、チームの武器である3ポイントをここまで12本中6本沈めている。名古屋Dの新たな戦力として、今後どんな活躍を見せるか注目だ。また、チームとしてはディフェンスに難がある相手に対し、リーグトップのオフェンス力を存分に発揮したい。

文=小沼克年

■ロスター
・群馬(HC:トーマス・ウィスマン)
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
杉本天昇
野本建吾
オンドレイ・バルヴィン
笠井康平
菅原暉
アキ・チェンバース
上江田勇樹
山崎稜
ジャスティン・キーナン

・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
小林遥太
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
ワース・スミス
中務敏宏
シェーン・ウィティングトン ※インジュアリーリスト
狩野祐介
スコット・エサトン

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