2022.02.24

【三遠vs滋賀】2022年に入って勝利のない三遠、全員バスケで滋賀撃破を狙う

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

三遠ネオフェニックス vs 滋賀レイクスターズ(@浜松アリーナ)
第1戦:2月26日18時5分 第2戦:2月27日14時5分

 三遠ネオフェニックスは8連敗で西地区最下位に沈んでいる。直近3戦は100失点以上の完敗が続いているが、6日に行われた琉球ゴールデンキングスとの第2戦では、セカンドチャンスからの失点を減らし、攻撃では72点中39点をベンチスタートの選手が記録。全員で戦う姿勢を最後まで貫いた。

 同9位の滋賀レイクスターズは今節、約50日ぶりのリーグ戦を迎える。新型コロナウイルス感染症の影響で11試合連続中止となっており、1月3日に行われた秋田ノーザンハピネッツ戦以来の実戦だ。試合勘に不安を残すが、久しぶりの一戦に選手だけではなくブースターも気合十分だ。

 両チームは開幕節に対戦し1勝1敗。第1戦は滋賀に軍配が上がったが、第2戦は三遠が延長戦の末に競り勝った。ただ、けん引役となった三遠のサーディ・ラベナ、滋賀のオヴィ・ソコは代表活動のため今節は不在で、滋賀のルイス・ギルヘッドコーチも同様にチームを離れている。主力の欠場をチーム全体でどうカバーするかがカギになりそうだ。

 三遠は2022年に入っていまだ白星をつかめていない。前回の勝利は2021年12月26日のシーホース三河戦までさかのぼるが、その時のような3ポイントシュート攻勢でブースターに勝利を届けたいところ。滋賀は川真田紘也にソコ不在の穴を埋めるような活躍を期待したい。体を張ったディフェンスのみならず、ガード陣との連係でゴール下へ飛び込むオフェンスにも注目だ。

文=大橋裕之

■ロスター
・三遠(HC:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
サーディ・ラベナ
ロバート・カーター
太田敦也
杉浦佑成
岡田慎吾
ジャスティン・ノックス ※インジュアリーリスト
松脇圭志
常田耕平 ※特別指定
エリアス・ハリス
田渡凌
ピータージュニア・オコエ
半澤凌太
津山尚大
津屋一球
山内盛久

・滋賀(HC:ルイス・ギル)
オヴィ・ソコ
澁田怜音
小澤智将
今川友哲
柏倉哲平
キーファー・ラベナ
野本大智
星野京介 ※特別指定
トビンマーカス海舟 ※特別指定
ノヴァー・ガドソン
林翔太郎
ショーン・オマラ
森山修斗
川真田紘也

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