2022.04.26

【群馬vs三遠】昇格チームのB1最多勝利記録を伸ばしたい群馬、リバウンドの修正が必要

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

群馬クレインサンダーズ vs 三遠ネオフェニックス(@太田市運動公園市民体育館)
4月27日19時5分

 群馬クレインサンダーズは前節、ホームで横浜ビー・コルセアーズと対戦した。第1戦は後半に崩れてしまい逆転負けを喫したが、第2戦では4点差でリベンジ。わずか2点リードで迎えた試合終了残り15秒、トレイ・ジョーンズが鋭いドライブから決定打となるシュートを沈め、88-84で勝利した。シーズン21勝目を挙げ、B1昇格初年度の最多勝利数を更新。残り試合はこの記録をどこまで伸ばせるかの戦いとなる。

 今節、群馬が太田市運動公園市民体育館に迎える三遠ネオフェニックスは前節、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに勝利できなかったが、第2戦では3点差の競り合いを演じた。序盤に背負ったビハインドをエリアス・ハリス山内盛久を中心に詰め寄り、試合残り21秒で2点差まで追い上げることに成功。同6秒には松脇圭志の3ポイントシュートで1点差まで迫ったが、逆転するには時間が足りなかった。

 第20節の対戦した際は、群馬が101-68で快勝。ホームで連勝を狙う群馬は、前回同様に内外からテンポよく得点を重ねたいところ。ただ、横浜戦ではオンドレイ・バルヴィンが欠場したこともあり、リバウンド第1戦で30本、第2戦は33本と振るわなかった。リバウンド面での修正が勝利への条件となりそうだ。

 敵地に乗り込む三遠は、前回対戦した際はケガなどの理由でエントリー外だった選手たちに期待したい。名古屋Dとの第2戦で26得点をマークしたハリスを筆頭に、ジャスティン・ノックスマックス・ヒサタケの活躍でリベンジなるか。

 文=小沼克年

■ロスター
・群馬(HC:トーマス・ウィスマン)
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮 ※特別指定
杉本天昇
野本建吾
オンドレイ・バルヴィン
笠井康平
菅原暉
アキ・チェンバース
上江田勇樹
山崎稜
ジャスティン・キーナン

・三遠(HC代行:清水太志郎
サーディ・ラベナ
太田敦也
杉浦佑成
岡田慎吾
ジャスティン・ノックス
松脇圭志
常田耕平 ※特別指定
エリアス・ハリス
田渡凌
マックス・ヒサタケ
半澤凌太
津山尚大
津屋一球
山内盛久

BASKETBALLKING VIDEO