2022.04.26

【川崎vs千葉】天皇杯決勝以来の再戦…勝利へ導くのは藤井か、それとも富樫か

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

川崎ブレイブサンダース vs 千葉ジェッツ(@川崎市とどろきアリーナ)
4月27日19時5分

 今節、川崎ブレイブサンダースが対戦するのは地区優勝マジック「4」が点灯中の千葉ジェッツ。3月に行われた天皇杯決勝の舞台でも相まみえたライバルを、今シーズン初めてホームに迎え撃つ。

 川崎は前節の新潟アルビレックスBB戦で力の差を見せつけ、連勝した。第1戦を96-71で制すと、続く第2戦は110-70の完勝。両日ともにエントリーメンバーが全員出場を果たし、アシスト数は2戦合計で「69」を数えた。

 一方の千葉も、前節は大阪エヴェッサから2連勝を収めた。初戦は前半を終えて6点のビハインドを背負ったが、最後の10分間で33-13と相手を上回って逆転勝利。第2戦は前日の反省を生かして序盤からリードを奪い、82-66と快勝した。

 両チームの今シーズンの対戦成績は1勝1敗だが、直近の天皇杯決勝では川崎に軍配が上がっている。この一戦では第1クォーターから思い切りの良いプレーを披露したことが功を奏し、前半で19点リードを奪って千葉を振り切った。

 前回対戦の結果を踏まえると、今節は立ち上がりの攻防が1つのポイント。同じ過ちを踏みたくない千葉としては、試合開始から川崎を上回る強度と質の高いプレーが求められる。

 また、各ポジションで激しいマッチアップが予想されるが、やはり注目は藤井祐眞vs富樫勇樹だろう。天皇杯では藤井が25得点を挙げてチームを連覇へ導いたが、今節ではどちらのポイントガードが躍動するか。

 文=小沼克年

■ロスター
・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
綱井勇介
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

・千葉(HC:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
赤穂雷太
大宮宏正
二上耀 ※特別指定
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

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