9月22日にいよいよ開幕を迎えるBリーグは、12日に都内で「B.LEAGUE TIP OFFカンファレンス」を開催。B1リーグ所属の18クラブから代表選手が参加し、会場のファン約100名の前で意気込みを語った。
首都東京の中心を本拠地とするサンロッカーズ渋谷からは、期待の若手ポイントガード、ベンドラメ礼生(れお)が参加した。
ベンドラメは今年1月、NBLを戦っていた日立サンロッカーズ東京(現:サンロッカーズ渋谷)に途中加入。当時はまだ東海大学在学中ながら、アーリーエントリー制度(当該年3月に大学卒業見込みの選手のうち、卒業後の入団が契約合意または内定している選手に限り、当該チームから卒業前にリーグ登録が可能になる制度)を利用しての入団だったため、リーグの開幕を迎えるのは今シーズンが初めてとなる。
それでも、チームに懸ける想いは強い。「もちろん中心でやっていきたいけど、そんなに甘くはない。今は伊藤(駿)さんと交代で出るタイムシェアの形だけど、それでも1試合20分以上は出たい」
「こういう大きな記者会見も初めて。日々バスケットしかしていない生活になって、プロになったんだなと感じる。Bリーグ1年目に、プロ1年目としてプレーできることはすごくうれしい。もちろん代表でもプレーしたいし、常にうまくなりたいという気持ちがある。点を取る積極的なプレーを見てほしい」
大学ナンバーワンガードから、プロバスケットプレーヤーとしての活躍、そして日本代表へ。ベンドラメは9月24日、チームメートとともに横浜ビー・コルセアーズとの敵地での開幕戦に臨む。