ストリートバスケリーグ「SOMECITY」の「2016-2017 TOKYO 2nd」開幕戦が28日、クラブチッタ川崎で開催された。「バスケを究極に遊ぶ」をテーマに3on3形式で行われる同リーグは、2007年12月にスタート。年々規模を拡大し、今季開幕にあたっては「8分×2」から「6分×2」へ変更するなど、いくつかのルールが見直された。
この日は4試合が行われ、初戦では日本ストリートバスケ界をけん引するCHIHIROを擁す平塚Connectionsが、44STREETを42-26で撃破。続く第2試合はSIMONが420に41-27で勝利を収めた。接戦となった第3試合はF’SQUADが逃げきりKIDROCに38-30で辛勝。そしてメインゲームのTOKYO BEASTvsBLACKTOPに突入した。
序盤はBLACKTOPがKOSUKEを中心に攻めたて昨季王者のTOKYO BEASTをリード。激しいディフェンスで相手を抑えつつ、着実にポイントを重ねた。しかし時間が経過するにつれて、TOKYO BEASTが本領発揮。後半は逆転に次ぐ逆転で会場を沸かせた。最後はディフェンディングチャンピオンが44-41で一進一退の攻防を制し、新シーズンも好スタートを切った。
クラブチッタ川崎は満員、DJが大音量で試合を盛りあげ、コート内で実況するMCがゲームに勢いをもたらす。選手たちは持てる力を存分に出しきり、素晴らしいエンターテイメントを披露してくれた。2ndシーズンは12月までリーグ戦が行われ、2017年2月にプレーオフが行われる。