栃木ブレックスが敵地で千葉ジェッツ相手に連勝。キャプテンでありポイントガードとしてチームをけん引した田臥勇太が87-69で勝利した第2戦を振り返った。
勝因について問われると「我慢する時間帯が続いたけど、最後まで集中力を切らさずに戦えたこと」と回答。第1、第2クォーターをそれぞれ1点差、2点差リードで終え、第3クォーターでは逆に5点のビハインド。展開が読めない熱戦を戦い抜いたチームを称えた。
開戦前から話題となった千葉の富樫勇樹とのマッチアップについては、「得点能力があるしスピードもある。ピック&ロールからの展開が彼の得意とするところで、それをどう抑えるかが千葉対策の一つだったが、昨日今日と2ケタ得点を挙げられた。抑えることができれば、もっと自分たちのペースになった」と語り、リターンマッチに向けて、富樫を止めることが「次の課題」と答えた。
5日に36歳の誕生日を迎えるにあたっては、「年を重ねても若い選手と戦えていることはありがたいし、毎試合毎試合、競争できるのは楽しい」と素直な気持ちを表し、さらに「リーグを引っ張っていけるようにという自覚は年を取るたびに強くなっている」と気を引き締めた。
田臥擁する栃木は次節、8日と9日にホームで仙台89ERSと対戦する。