比江島と金丸活躍の三河が京都に競り勝つ、滋賀は前日のリベンジ果たして今季3勝目/B1リーグ第8節

三河の金丸晃輔は今季最多タイの26点をマーク [写真]=B.LEAGUE

 11月19日、B1リーグ第8節第1戦、第2戦が各地で行われた。

 連敗から抜けだしたい琉球ゴールデンキングスは、敵地で名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦した。3点リードで迎えた第2クォーターは先取点こそ奪われたものの、新加入のレイショーン・テリーが2本の3ポイントを含むチーム最多の8点をマークするなど、43-25で後半に突入する。第3クォーターに24点、最終クォーターに17点を与えたが、前半のリードを守りきった琉球が74-66で競り勝った。

 3連勝中の京都ハンナリーズと西地区首位に立つシーホース三河の一戦は、三河の比江島慎が第1クォーターだけで3本の3ポイントを沈める。三河が主導権を握ったかと思われたが、京都は小島元基を中心に応戦。拮抗した展開が続き、前半は三河リードの34-31で終える。後半も激しい点の取り合いが繰り広げられたが、三河が78-69で逃げきった。金丸晃輔が今季最多タイの26点をマークし、比江島も5本の3ポイントを含む22点を挙げて3連勝に貢献した。

 第2戦を迎えた大阪エヴェッサvs滋賀レイクスターズは、前日の第1戦を82-86で落とした滋賀が意地を見せる。1点を追う第1クォーター残り1分に横江豊の得点で逆転すると、その後は一度もリードを与えず、滋賀が79-68で勝利して今季3勝目。新加入の並里成は9点を挙げるにとどまったが、ジュリアン・マブンガが今季最多31点と大暴れした。

 敵地でレバンガ北海道と対戦したアルバルク東京は、試合開始約2分12秒に田中大貴がチーム初得点を記録すると、ディアンテ・ギャレット松井啓十郎らが立て続けに得点を重ねて17点リードで第1クォーターを終える。第2クォーターでも勢いままに点差を広げるも、後半は多嶋朝飛や新加入のジャマール・ソープを中心とした北海道の反撃に遭う。それでも、地力の差を見せつけたA東京が89-68で快勝した。

【試合結果】
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 66-74 琉球ゴールデンキングス

京都ハンナリーズ 69-78 シーホース三河

大阪エヴェッサ 68-79 滋賀レイクスターズ

レバンガ北海道 68-89 アルバルク東京

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