2017年1月15日、Bリーグ初となるオールスターゲーム「ALLSTAR GAME 2017」が開催される。この試合の目玉の一つである「マネージャー」としてB.WHITEを支えるのはタレントの安田美沙子。バスケ部出身で、観戦経験も豊富な彼女は高校生の時から田臥勇太(栃木ブレックス)に憧れていたという。しかし、勝負となれば話は別。違うチームに分かれたこともポジティブに捉え、「一緒のチームだったら緊張し過ぎてしまうので。相手チームになって良い距離感だと思いますし、集中して自分のチームを応援できます(笑)」と大一番へ気合を入れる。
インタビュー=安田勇斗
写真=兼子愼一郎
――「ALLSTAR GAME 2017」でB.WHITEのマネージャーを務めることになりました。これまでBリーグの試合を観戦されたことはありますか?
安田 はい、リーグが統合される前から見ていました。少し前に京都に帰った時も(京都)ハンナリーズと秋田(ノーザンハピネッツ)の試合を見てきました。高校生の時から田臥(勇太)選手を応援していたので、こういう形でBリーグに関わることができて、とても感激しています。
――他にはどの試合に行かれたんですか?
安田 アルバルク東京や千葉ジェッツの試合に行きました。あとBリーグが始まる前ですけど、田臥選手がいる栃木ブレックスの試合にも(笑)。
――Bリーグ開幕前と後で変わったと感じるところはありますか?
安田 まずお客さんの数が違いますし、Bリーグという言葉だったり、選手の名前や顔をいろいろなところで見たり聞いたりする機会が増えましたね。これからもっと見に来てくれる人が増えると思いますし、もっと盛りあがるんだろうなと思います。
――プレー面ではいかがですか?
安田 Bリーグ開幕までに移籍などもあって、試合に出られなかった選手がチャンスをつかんだり、有名な選手が違うチームで活躍していたり、いろいろな面白さがありますね。例えばハンナリーズの岡田(優介)選手もいろいろなチームにいましたけど、今はハンナリーズの主力選手になっていますし。岡田選手はカッコいいし、試合を見て大好きになりました(笑)。
――一番好きなチームは地元のハンナリーズですか?
安田 うーん、難しいですね(苦笑)。東京に住んでいるので、一番行っているのはアルバルク(東京)の試合なんですよ。でも田臥選手が一番好きで、栃木も……。
――では田臥選手が相手チームのB.BLACKに決まって、がっかりしているんじゃないですか(笑)?
安田 そうですね(笑)。でも一緒のチームだったら緊張し過ぎてしまうので。相手チームになって良い距離感だと思いますし、集中して自分のチームを応援できます(笑)。私はもともとバスケ部でこういうお仕事をさせていただく前から追いかけていた選手なのでやっぱり緊張しますね。公開ドラフトの時もこっそり見てました(笑)。
――他に好きな選手はいますか?
安田 自分でガンガン行っちゃう、『スラムダンク』の流川(楓)君みたいな選手が好きなんですよ。なので、川村(卓也/横浜ビー・コルセアーズ)選手や(ディアンテ)ギャレット(A東京)選手はカッコいいですね。ああいう華やかなプレーが大好きです。あとは栃木の(ジェフ)ギブス選手。かわいらしい顔をしているんですけど(笑)、力強くてプレーが安定していて、すごく好きな選手です。
――オールスターではB.BLACKのマギーさんとのマネージャー対決も注目されています。マギーさんにここは勝っているというところはありますか?
安田 京都弁(笑)。ベンチに帰ってきた選手を、京都弁で癒せるようにがんばります。
――最後に出場する選手へメッセージをお願いします。
安田 このオールスターをきっかけに、Bリーグがもっと盛りあがるような試合を見せてほしいです!