2017.01.20

古巣対決となる大阪ロビー、シューターの秋田田口、両選手の点の取り合いに期待

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 木曜日にアウェーでシーホース三河と戦った大阪エヴェッサ。ホームに戻り、中1日で秋田ノーザンハピネッツ戦に臨む。

 三河戦は、木下博之エグゼビア・ギブソンを欠きながらも、延長にもつれこむ熱戦を演じた。わずかに1点届かなかったが、主力2人が不在で地区首位の相手に粘りに粘ったことは、チームとして手応えを感じているはずだ。スターターで出場したリチャード・ロビーが12得点4スティールと奮闘。特にオフェンス面でロビーが機能するようになると、チームに新たなオプションが加わることになる。

 対する秋田は、レバンガ北海道に勝利。過去3戦全敗の相手にただ勝っただけでなく、58点に抑えこむ快勝だった。田口成浩が22得点と躍動し、ケビン・パルマーに代わって加入したイバン・ラベネルも20得点。昨季のbjリーグファイナルズMVPが、早速その実力を見せつけた。

 秋田と言えば、ロビーが昨季まで在籍したチーム。プレースタイルをよく知る秋田は当然ロビーを抑えにかかるはずだが、ロビーもかつてのチームメートを見て、よりアグレッシブだった昨季までの自身の姿を思い出すかもしれない。スコアラーとして双璧をなした田口との点の取り合いが楽しみだ。

文=吉川哲彦

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