2017.01.20

両チームともに日本人選手の奮起が必須、滋賀は新加入の高橋がハッスルできるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 レバンガ北海道はリーグ戦再開初戦で秋田ノーザンハピネッツと対戦し、今節は滋賀レイクスターズ、さらに次節は富山グラウジーズと各地区最下位チームとの対戦が続く。是が非でも取りたい5試合だが、初戦でつまずき、秋田と入れ替わって東地区最下位に転落。残る4試合は意地を見せたいところだ。

 秋田戦の敗因は攻守両面にあるが、特に大きな課題となるのがわずか58得点にとどまったオフェンス。3ポイントの成功率は20パーセントを切り、2ポイントの成功率も40パーセントに届かなかった。折茂武彦は11得点を挙げたが、桜井良太野口大介西川貴之の3人がいずれも5得点と伸びず、フォワード陣の奮起が必要だ。

 一方の滋賀も、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに敗れて、現在7連敗中。新加入のクレイグ・ブラッキンズは20得点9リバウンドと貢献したが、こちらも日本人選手の得点が今一つ。特に狩野祐介長谷川智伸というシューター2人の出来は、今後チームの浮沈に大きく関わってくる。

 日本人のサイズで上回るのは北海道。滋賀としては、新戦力の高橋耕陽の若さと191センチのサイズに期待したい。高橋が攻守にハッスルすれば、チームに良いムードが生まれるはずだ。

文=吉川哲彦

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