2017.01.21

富山が劇的勝利で昨季bjファイナルの再戦を制す、京都を下した三遠は6連勝/B1リーグ第17節

15得点11リバウンドを記録したジョシュ・チルドレスは三遠の6連勝に貢献 [写真]=B.LEAGUE
国内外のバスケ情報をお届け!

 B1リーグ第17節第1戦が1月21日に各地で行われた。

 レバンガ北海道はホームで滋賀レイクスターズと対戦。第1クォーターは17-17と拮抗したものの、第2クォーターはダニエル・ミラージャマール・ソープを中心に得点を重ね、42-36で前半を終える。一時15点差まで突き放した第3クォーターだったが、粘り強さを見せる滋賀に迫られ63-58で最終クォーターに突入。開始早々に1点差まで詰め寄られたが、逆転されることなく84-74で勝利し、5試合ぶりの白星を挙げた。

 サンロッカーズ渋谷仙台89ERSに敗れて2連敗。10点ビハインドで臨んだ第3クォーターに同点に追いついたものの、最終クォーターは24点を記録した一方で仙台に28点を与え、80-84で競り負けた。先発出場のベンドラメ礼生が今季最多の19得点と爆発したが、元NBA選手のロバート・サクレは前節のデビュー戦を下回る15得点7リバウンド2アシストをマークした。

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズを下した新潟アルビレックスBBは2連勝。13-14で迎えた第2クォーターに五十嵐圭の10得点を含む24点を重ねて逆転すると、第3クォーターも24点を奪ってリードを広げる。第4クォーターは名古屋Dに28点を与えたが、最後までリードを許さずに83-69の14点差で勝利を収めた。佐藤公威が4本の3ポイントを含むチーム最多の20得点をマークした他、五十嵐、クリント・チャップマンダバンテ・ガードナーが2ケタ得点の活躍を見せた。

 昨季のbjリーグファイナルで戦った富山グラウジーズ琉球ゴールデンキングスによる試合は、ホームの富山に軍配。4点リードで最終クォーターに臨んだが、開始早々に喜多川修平アンソニー・マクヘンリーなどに連続得点を与えて追いかける展開に。それでも、試合終了残り8秒に得た3本のフルースローを山崎稜がすべて決めて1点差とすると、同2秒に宇都直輝が決勝点をマークし、88-87で劇的勝利を収めた。

 ハンナリーズアリーナで開催された京都ハンナリーズvs三遠ネオフェニックスは、三遠が第1クォーターで奪ったリードを一度も譲ることなく83-81で勝利。試合終了残り3秒には川嶋勇人に3ポイントを決められ1点差まで迫られたが、最後に鈴木達也がダメ押しのフリースローを沈め、何とか白星を手にした。15得点11リバウンドのジョシュ・チルドレスは2試合連続“ダブルダブル”の活躍を見せ、ロバート・ドジャー、鈴木、田渡修人も2ケタ得点でチームの6連勝に貢献した。

【試合結果】
レバンガ北海道 84-74 滋賀レイクスターズ

サンロッカーズ渋谷 80-84 仙台89ERS

新潟アルビレックスBB 83-69 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

富山グラウジーズ 88-87 琉球ゴールデンキングス

京都ハンナリーズ 81-83 三遠ネオフェニックス

BASKETBALLKING VIDEO