2017.01.27

一昨季のbjファイナルで激突した秋田と三遠、スティーブンスとアシャオルの再戦にも注目

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 東地区最下位から脱出したのも束の間、大阪エヴェッサに連敗して最下位に逆戻りとなった秋田ノーザンハピネッツ。今節はホームで三遠ネオフェニックスと相まみえる。このカード、一昨季のbjリーグファイナルと同じ顔合わせだ。

 大阪戦では、両日とも第1クォーターでオフェンスが機能せず、第2クォーターと第3クォーターで巻き返しながら、第4クォーターで再び得点が伸び悩む展開。特に初戦は延長にもつれこんだだけに痛い黒星となった。第1クォーターのオンザコートを初戦は2、翌日は1に設定して、いずれも後手に回っていることを考えると、外国籍選手の数に関係なく、試合の入り方に課題があるということになるだろう。

 三遠は京都ハンナリーズと、2戦とも2点差という激戦で1勝1敗。初戦はフリースローを30本獲得し、成功率8割としっかり決めたことが大きかった。翌日は最終盤に逆転されて敗れたが、ジョシュ・チルドレスは連日の“ダブルダブル”で貢献している。

 キーマンはディショーン・スティーブンスオルー・アシャオル。ともに一昨季のbjリーグファイナルで活躍したが、その時はアシャオルに軍配が上がった。スティーブンスは当時のリベンジを狙っているはずだ。

文=吉川哲彦

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