2017.01.28

SR渋谷vs栃木は注目のマッチアップが目白押し、現役大学生対決は実現なるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 ロバート・サクレという大物を獲得したものの、そのデビュー戦を飾れなかったサンロッカーズ渋谷。ホームデビュー戦で改めてインパクトを与えたいところだったが、初戦は仙台89ERSの勢いと粘りに屈した。翌日は仙台を66点に抑えて、ようやくサクレ加入後初勝利。サクレ自身は2戦合計32得点を挙げたが、貢献度では合計37得点13アシスト9スティールのベンドラメ礼生が上回った。また、インフルエンザから復帰した広瀬健太も病みあがりを感じさせない働きを見せた。

 一方の栃木も前節は川崎ブレイブサンダースと星を分け合った。初戦は前半の15点リードと第4クォーターのディフェンスがモノをいったが、翌日は前半で11点をリードしながら後半に得点が伸びず、失点もかさんでしまった。ただ、古川孝敏がスターターに復帰して早速結果を残したのは明るい話題。さらに、筑波大学4年生の生原秀将も特別指定選手として入団し、今節ベンチ入りすれば、大学の後輩である杉浦佑成との対決が実現する。

 ともに戦力的には充実しつつあり、“がっぷりよつ”での真っ向勝負が期待できる。サクレとライアン・ロシター、ベンドラメと田臥勇太など楽しみなマッチアップも目白押しだ。

文=吉川哲彦

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