三遠に連勝の栃木が首位堅守、ブラウン欠場のSR渋谷は琉球に勝利/B1リーグ第20節

栃木の田臥勇太は14得点4アシストを記録するなど攻撃をけん引 [写真]=B.LEAGUE

 B1リーグ第20節第2戦が2月19日に各地で行われた。

 栃木ブレックスは三遠ネオフェニックスを相手に連勝し、東地区の首位を堅守。第1クォーターにジェフ・ギブスの9得点、ライアン・ロシターの7得点など一挙29点をマークして11点のリードを奪ったが、第2クォーター、第3クォーターはジョシュ・チルドレスを中心に攻撃を仕掛ける三遠に攻めこまれリードは7点差に縮まる。迎えた最終クォーターも三遠の猛攻を受けて試合終了残り35秒に3点差まで詰め寄られるも、直後に田臥勇太古川孝敏が試合を決定づける追加点を連続で挙げ、93-88で勝利を収めた。ギブス、古川、ライアン・ロシターの3選手が20得点以上をマークした他、田臥が14得点4アシストの活躍を見せ攻撃陣を引っ張った。

 中地区首位の川崎ブレイブサンダース大阪エヴェッサに勝利を収め、3点差で惜敗した前日のリベンジを果たした。試合開始早々は勢いに乗る大阪にリードを許したが、篠山竜青ニック・ファジーカスの連続得点で勝ち越しに成功する。その後の約1分間は無得点となったが、ファジーカスがその状況を打破すると、篠山や野本建吾が追加点を挙げて19-13で第1クォーターを終える。第2クォーターは一時追う展開となったもののリードを広げ、続く第3クォーターには15点差に。大阪に26点を与えた第4クォーターは、ファジーカスが10得点を挙げた他、藤井祐眞が6得点、栗原貴宏が5得点と活躍し、87-76で2試合ぶりの白星を挙げた。

 第1戦に続いて得点源のアイラ・ブラウンが欠場したサンロッカーズ渋谷だが、琉球ゴールデンキングスを下して2試合ぶりの白星。5点ビハインドの第2クォーターにベンドラメ礼生が1本の3ポイントを含み9得点、満原優樹が8得点を決めるなど23点を積みあげて試合をひっくり返すと、第3クォーターには清水太志郎広瀬健太なども得点を重ねてリードを広げる。さらに残りの10分間でも相手にリードを与えることなく、攻撃を続けて87-71の16点差で勝利を収めた。前日わずか4得点にとどまっていたベンドラメが今季最多の21得点と奮起し、満原、広瀬、ロバート・サクレアールティー・グインの全5選手が2ケタ得点をマークした。

【試合結果】
栃木ブレックス 93-88 三遠ネオフェニックス

川崎ブレイブサンダース 87-76 大阪エヴェッサ

琉球ゴールデンキングス 71-87 サンロッカーズ渋谷

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