2017.03.26

三遠がSR渋谷を下し連敗脱出、富山は横浜に快勝し3連勝/B1リーグ第25節

30得点11リバウンドの活躍で、チームの連敗脱出に貢献した三遠ジョシュ・チルドレス [写真]=B.LEAGUE
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 B1リーグ第25節第2戦が3月26日に各地で行われた。

 三遠ネオフェニックスサンロッカーズ渋谷と対戦。51-48と拮抗しながら突入した最終クォーター、試合終了残り3分38秒にベンドラメ礼生に3ポイントシュートを決められ、続く同2分18秒にもアイラ・ブラウンに3ポイントシュートを許し、65-64まで詰め寄られる。その後は、三遠のジョシュ・チルドレスサンロッカーズ渋谷ロバート・サクレの元NBA選手が得点を奪い合う激しい展開になるが、最後はオルー・アシャオルが2本のフリースローを成功し、三遠が72-69で接戦を制した。試合をとおして、チルドレスが30得点11リバウンドとチームをけん引し、2月26日の名古屋D戦以来となる6試合ぶりの勝利に貢献した。

 川崎ブレイブサンダース新潟アルビレックスBBを相手に90-71で快勝。第1クォーターを28-14とリードしたが、第2クォーターで10-21と点差を縮められ前半を38-35で終える。しかし、第3クォーター残り7分35秒にニック・ファジーカスが3ポイントシュートを決めると、その後は辻直人が2本連続で3ポイントシュートを決めるなど攻めこみ、この10分間だけで30得点を挙げる。その後も危なげない試合運びを見せ、敵地で連勝を飾った。川崎は試合をとおして、3ポイントシュート成功率が55パーセント、2ポイントシュート成功率が59パーセントと、内外から高確率でシュートを沈めた。

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ滋賀レイクスターズと対戦。前半はジェロウム・ティルマン中東泰斗が中心となって攻撃を組み立て、44-25と19点のリードを奪う。後半は第4クォーター残り4分58秒に狩野祐介に3ポイントシュートを沈められ、点差を11まで縮められる。名古屋Dはその後の得点を6点に抑えるディフェンスを見せ、84-69で白星を挙げた。中東泰斗はゲーム最多タイ、また今季自己最多となる22得点を挙げ、連敗を4でストップする貴重な白星に貢献した。

 栃木ブレックスは仙台89ERSを相手に71-49で完勝。第1クォーターを14-12と2点リードで終えると、第2クォーターにライアン・ロシターがインサイドで得点を重ねつつ、粘り強いチームディフェンスで仙台の得点を8点に抑え、前半を33-20で終えた。その後も、第3クォーターを13-11、そして第4クォーターを25-18と、順調に点差を広げ、仙台に主導権を譲ることなく試合を進め6連勝を飾った。ウェンデル・ホワイトを欠いた仙台は、グレッグ・マンガーノがチーム加入後自己最多、またゲーム最多となる18得点を挙げるも及ばなかった。

 中地区6位の富山グラウジーズは同地区5位の横浜ビー・コルセアーズを前日に引き続いて撃破。32-27で後半に臨むと、第3クォーターに宇都直輝城宝匡史のガード陣が積極的に攻めこみ、56-41とリードを15点差に広げる。その後もデクスター・ピットマンがペイントエリアで得点を積み重ね、80-60で勝利し、今季初めて3連勝を達成した。ホームで敗れた横浜は、ジェフリー・パーマーが21得点、細谷将司が20得点を記録したが、その他の選手の得点が伸び悩んだ。

【試合結果】
三遠ネオフェニックス 72-69 サンロッカーズ渋谷

新潟アルビレックスBB 71-90 川崎ブレイブサンダース

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 84-69 滋賀レイクスターズ

栃木ブレックス 71-49 仙台89ERS

横浜ビー・コルセアーズ 60-80 富山グラウジーズ

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