Bリーグの開幕に伴い、近年、バスケットボールへの関心が高まっている。
日本国内にもバスケファンや競技者は数多く、3月から公開されているアニメ映画も大ヒットを記録した。バスケを題材にしたマンガも多くのタイトルが出版され、それぞれ人気を博しているのは周知のとおりだ。
そこで今回は、『バスケットボールキング』でアンケートを実施。バスケファンに「好きなバスケ漫画」を聞き、ランキングにまとめてみた。
■好きなバスケ漫画ランキング(合計632票)
1位 SLAM DUNK(スラムダンク) 358票(56.6%)
2位 黒子のバスケ 116票(18.4%)
3位 あひるの空 107票(16.9%)
4位 DRAGON JAM 10票(1.6%)
5位 DEAR BOYS 9票(1.4%)
5位 リアル 9票(1.4%)
※その他 23票
1位は『週刊少年ジャンプ』で1990年から96年にかけて連載された「SLAM DUNK(スラムダンク)」。総投票数の半数以上を獲得し、圧倒的な支持率を見せつけた。2位には「黒子のバスケ」、3位には「あひるの空」が入賞。上位3作品に全体の90%以上の票が集まる結果となった。
【「SLAM DUNK(スラムダンク)」ファンの声】
◎「熱さ」。この言葉に尽きます。桜木花道という男の急成長に心を打たれないわけがない。読んだらすぐさまバッシュとボールをバッグに詰め体育館へと足を運びたくなります。巻数も多すぎずに読みやすく、バスケ、ギャグなどすべてのシーンのテンポがいい。何度も読み返したくなりますね。(20代/男性)
◎お気に入りのシーンは、好きなところがありすぎて挙げ切れません(笑)。(10代/男性)
【「黒子のバスケ」ファンの声】
◎「スラムダンク」も「DEAR BOYS」も好きだったけど、本物の高校バスケを見てみたいと思ったのは「黒子のバスケ」が初めてでした。(40代/女性)
◎青峰くんに勝つために、黄瀬くんが彼への憧れを持つのをやめるシーンは、切ないけれど今のチームで勝ちたいという気持ちが伝わってきて好き。(20代/女性)
【「あひるの空」ファンの声】
◎努力が必ずしも報われず、負けるチームにスポットを当てているところが魅力的。勝つチームだけでなく、負けるチームにもそれだけストーリーがあるということを再確認しました。(20代/男性)
◎「小さくてもやれるんだ!」っていう空の言葉とバスケの面白さ、お母さんへの感謝の気持ち、仲間やライバルへのまっすぐで強いバスケット魂みたいなところが描かれていて見ていて飽きないし、涙が出てくるシーンもとっても多い。(10代/女性)
【「DRAGON JAM」ファンの声】
◎ストリートボールのアグレッシブさ、テクニカルさ、激アツなパッションが伝わってくるところが好き。(10代/男性)
【「DEAR BOYS」ファンの声】
◎現実味があり、人間ドラマとしての魅力もある。三部に分かれた本編終了後のオーバータイムも合わせて読むとより深く味わえる。(20代/男性)
【「リアル」ファンの声】
長い人生の中で、輝く時を過ぎて苦境が訪れても、勝たなくてもいい、負けるなと踏ん張る人の姿に心が震えます。(30代/女性)