2017.04.26

スーパースポーツゼビオのバスケ担当者に聞いた、ジュニア向けのおすすめバッシュ

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2016年リオデジャネイロ・オリンピック女子バスケットボール日本代表の躍進、2016年9月に新たに誕生した男子バスケットボールプロリーグのBリーグなど、日本バスケットボール界が盛りあがりを見せる中、「ミニバスを始めたい」、「将来はプロバスケ選手になりたい」と考えるようになった小学生も多いはず。そんな小学生におすすめするバッシュについて、大型スポーツショップのスーパースポーツゼビオ川崎ルフロン店の鈴木惇也チーフに話をうかがった。

インタビュー=酒井伸

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小学生におすすめのバッシュ①
■ASICS『DUNKSHOT MB7 XS TBF20X』(ゼビオ限定)¥7020(税込み)

ミニバスを始める小学生におすすめしています。つま先部分が日本人の足型に多い丸形で、指がしっかり動いて踏ん張りが効くことも特徴です。指を使って蹴りだすことが走る上で1番重要なので、指をうまく使えない幅の靴を選んだ場合、親指の母指球や小指球に影響し、外反母趾や内反小趾という骨の障害につながってしまいます。あとは他のメーカーと違い、外側のソールが一体になっているので、子どもが苦手とする着地から蹴りだす動作の時にブレません。さらに、こののバッシュはゼビオ限定モデルとなっており、ブラックとホワイトの2色が展開されています。
 
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小学生におすすめのバッシュ②
■ASICS『GELPRIMSHOT TBF135.』¥9720(税込み)

これは『ダンクショット』の上級者モデルです。かかとの中にクッション材が入っていて、前足部の接地面積が広くなっています。ジャンプが多いバスケはつま先で蹴って飛んで、つま先で着地して最後にかかとを着く動きがほとんどですが、子どもの筋力ではどうしてもブレが発生します。それをなくすため、ソールの幅を少し広くし、安定した着地ができるようになっています。なので、バスケに慣れてきたら、『ダンクショット』から『プライムショット』に変えるのがいいと思います。加えて、かかとの外側を固いパーツで覆い、衝撃を吸収する時にかかとを外側にずらし、足首を内側にずらすという人間の骨格上で一番多いクセを抑えることもできます。アシックスのバッシュ全体に言えることでもありますが、『ヒールカウンター』という素材が入っているため、かかとの安定性があってグリップも強いんです。
 
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小学生におすすめのバッシュ③
■ASICS『17SS GELBURST 21 BG TBF29G』¥12744(税込み)※一部店舗での展開

他のシューズと違って反発性があるので、素早くボール運びをしたい子や速く走りたい子に向いているシューズです。ソールが前後で分かれているランニングシューズに近い作りで、前足部がしっかり曲がり、安定感よりも速く走るための構造になっています。『ゲルバースト』はジュニアモデルが初めて販売されてから高い人気を維持しています。
 
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小学生におすすめのバッシュ④
■ADIDAS『SPGK』BW0468 ¥7549(税込み)

縫い目がなく、圧迫感が少ないので、自分の足にフィットさせやすいシューズです。ニット素材に加え、シューズの中が一体になっているので、ブレが少なくなります。また、中足骨のサポートがしっかりしていることも特徴です。バスケは外に踏ん張る動作が多く、その時に中足骨をずらして止まるのですが、幅を一回り広く取ってあることで内側に入りやすい仕組みになっています。『SPG』は「S:スコアリング P:ポイント G:ガード」の略であり、ポイントガードを本職とする選手、まさにドリブルがうまくなりたい子、速く走りたい子にお勧めです。
 
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小学生におすすめのバッシュ⑤
■アンダーアーマー『BGSJET MID』#1302179 ¥9180(税込み)

つま先のそり上げが強いので、着地から蹴りだしがスムーズにでき、次の一歩が出しやすいことが特徴です。また、中足部の着地面積が広くなっているので、ジャンプもしやすいと思います。土踏まずのサポートが強いことも特徴の一つです。フィット感については、前足部が『シームレス』という縫い目がない状態で、サイドには縫い目が入っているので、ブレない上にフィット感のあるシューズに仕上がっています。

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