2017.05.12

CS制覇のカギは“集中力”、A東京のギャレット「自分たちがやるべきことを」

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東地区2位でチャンピオンシップ(以下CS)進出を決めたアルバルク東京。今シーズンからチームに加入したディアンテ・ギャレットは、レギュラーシーズンでは負傷欠場を除く全58試合に出場し、NBA仕込みの華麗なプレーでブースターを魅了するとともに幾度となくチームを救ってきた。そんなギャレットがレギュラーシーズンを振り返り、CSでの意気込みを語った。

――Bリーグ初年度のレギュラーシーズンを戦い終えた感想を聞かせてください。開幕からの60試合でリーグのレベルに変化は感じましたか?
ギャレット レベルアップしていると感じました。Bリーグは今後、海外などからいろいろな形で注目を浴びることになると思います。開幕から徐々にレベルアップしているのは間違いありませんし、レギュラーシーズン60試合を戦う中で世界にも通用する第一歩を感じ取ることができました。

――5月7日にレギュラーシーズンが閉幕し、13日のCS開幕が間近に迫っています。このトーナメントを戦う上で最も重要なのはどのような点だと考えていますか?
ギャレット レギュラーシーズンとは違った新たな戦いにおいては“集中力”が一番のカギになると思っています。今シーズン、我々がやってきたことをしっかりと試合の中で出すことができれば必ず結果はついてくる。チャンピオンを狙うためには、やはりマインドセット、集中力を高めしっかりとやるべきことをこなしていくことが大事になってくると思っています。

――アルバルク東京は優勝を狙えるチームの一つとして周囲から注目を集めています。選手としてプレッシャーは感じていますか?
ギャレット プレッシャーはもちろん感じています。CSは出場する全チームの誰もが勝ちたいと思うトーナメントです。だからこそ、プレッシャーはありながらもチームとしてやるべきこと、正しいことをきちんとやることが大切です。対戦相手のファンも大勢いらっしゃると思いますし、もちろん我々アルバルクのファンも熱心に応援してくれると思いますので、自分にとってもチームにとっても良い経験になるに違いありません。繰り返しになりますが、このトーナメントを戦う上では「自分たちがやるべきことをしっかりこなすこと」が一番重要だと考えています。

――アルバルク東京の初戦は代々木第二体育館、ホームアリーナで開催されます。ホームで初戦を迎えられるのは選手にとっても大きなことですね。
ギャレット もちろんホームコートでプレーできることはプラスだと思います。自分なりのルーティーンや試合に入る流れがありますし、ホームコートであればそれらを自然に行うことができます。アルバルクには本当に素晴らしいファンが味方してくれますし、ホームでプレーできることは自分にもチームにもプラスに働くはずです。

――レギュラーシーズンで1000得点以上をマークしたギャレット選手には、CSでも大きな活躍が期待されています。
ギャレット 得点することに関してもそうですが、特に心掛けているのはアグレッシブにプレーすることです。チームメートもコーチ陣も信頼を寄せてくれていますので、自分はその期待に応えられるようなプレーをするだけです。対戦相手が私を止めようといろいろな形で守ってきます。そういった得点できない時はパスを展開したり、仲間をうまく活かすことを意識してプレーしています。とにかく攻撃時も守備時も積極性を持ってプレーすることでチームに引っ張っていきたいと思っています。

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