川崎がA東京から先勝、篠山竜青が23得点の大活躍

チームトップの23得点を挙げた川崎の篠山竜青 [写真]=渡辺真行

 5月19日にB.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2016-17のセミファイナル第1戦が川崎市とどろきアリーナで行われ、川崎ブレイブサンダースアルバルク東京と対戦した。

 試合開始から激しい点の取り合いとなったが、開始2分36秒に正中岳城、同3分37秒には竹内譲次に3ポイントシュートを決められると、残り3分30秒で7点のビハインドを背負う。しかし、終盤はニック・ファジーカス栗原貴宏がアウトサイドから得点を重ね、19-22で最初の10分間を終えた。

 第2クォーターは序盤から怒とうの攻撃。開始1分35秒に藤井祐眞のジャンプショットで逆転に成功すると、その後も立て続けに得点を積みあげ、残り3分26秒に35-23と12点をリードする。しかし、同1分48秒から田中大貴ザック・バランスキーの連続3ポイント、同4秒にはディアンテ・ギャレットの得点で6点差に詰め寄られ、前半を折り返した。

 43-37で迎えた第3クォーターは篠山竜青が2本の3ポイントを含む12得点を挙げる活躍。計22点を積みあげると、守っては相手の得点を15点に抑えて65-52の13点リードで最終クォーターに突入した。

 最後の10分間は試合終了残り5分を切った時点で72-62と10点をリードするも、同4分43秒から竹内に3ポイント、ギャレットにバスケットカウントを許し、5点差に追いあげられる。それでも、ファジーカス、篠山の連続得点ですぐさま相手を突き放すと、同2分3秒には辻直人がスティールから3ポイントをマーク。その後は追いすがるA東京から逃げきり、最終スコア84-76で勝利を収めた。川崎は篠山が23得点、ファジーカスが21得点と2人で計44点をマークする活躍でファイナル進出へ大きな1勝を挙げた。

【試合結果】
川崎ブレイブサンダース 84-76 アルバルク東京

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