5月30日に都内で2016-17シーズンのB.LEAGUE AWARD SHOWが行われた。
事前に選出されていた「BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK」のうちベストタフショット賞に輝いたのは、横浜ビー・コルセアーズに所属する川村卓也のシュート。2月4日に横浜国際プールで行われた千葉ジェッツとのB1リーグ第19節第1戦、70-70で迎えたタイムアウト明けの試合終了残り1.7秒に2ポイントエリアで高島一貴からパスを受けると、ヒルトン・アームストロングのブロックをかわし、フェイダウェイシュートを放った。これがリングに吸いこまれ、ブザービーターでチームに勝利をもたらした。
ベストタフショット賞を受賞した川村は、直前に披露されたラップを真似て会場の笑いを誘うと、「多くの方に投票、評価していただき感謝していますし、チームメートがこのタフショットが生まれるシチュエーションを託してくれたことに感謝しています」とコメント。「この1本のショットが、バスケをしている小学生、中学生、高校生の希望になり、『Bリーグの選手になりたい』ということにつながってくれたらうれしい」と話し、「これからもBリーグの選手たちがプロバスケットボール選手として、子どもたちのお手本となれるように全力でプレーしたい」と意気込みを語った。