3x3バスケが東京五輪正式種目に採用、JBA三屋会長「強化体勢を整えメダル獲得を目指す」

3人制バスケ「3x3」が東京オリンピックの正式種目に採用された [写真]=Getty Images

 6月9日、国際オリンピック委員会(IOC)の理事会がスイスのローザンヌで行われ、2020年の東京オリンピックの正式種目として、3人制バスケットボールである「3x3」が追加採用されることを発表した。

 日本バスケットボール協会(JBA)の三屋裕子会長は10日、JBA公式HPで「私たちバスケットボールファミリーにとって、この上なく名誉なことであり、また嬉しいことです」とコメント。3x3については「国内ではまだまだ認知度が低い現実はありますが、5対5と比較しても洗練され、スピーディーで、さらに5対5以上にファッショナブルな性質のバスケットボール競技です」と評価し、「実際にプレイすることにおいても、比較的手軽に、誰もが楽しめる種目です。屋内外を問わず様々なシーンでバスケットボールを楽しむことができ、これからの地域活性化へも寄与していけるのではないかと考えています」と競技の普及についても言及した。最後に、大会に向けて「日本のFIBA3x3ランキングは、2017年6月8日現在で、男子10位、女子15位(国別総合10位)で、オリンピックでのメダル獲得にも十分手が届く位置にいます。今後さらに強化体制も整え、メダル獲得を目指します」と抱負を述べた。

 なお、2020年東京五輪のバスケ競技では、5人制の男女、3人制の男女(3x3)の計4種目が実施されることとなる。

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