2017.11.10

連勝中のシーホース三河を迎える新潟アルビレックスBB、伏兵の活躍でホームを死守できるか

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 前節の富山グラウジーズ戦、新潟アルビレックスBBは1戦目と2戦目で全く違う顔を見せる結果となった。負傷欠場していた城宝匡史畠山俊樹が復帰し、1戦目はその2人を含む6選手が2ケタ得点。11得点10アシストの五十嵐圭に加えてジャレッド・バーグレンがダンク5本と、絶対的得点源のダバンテ・ガードナーに頼らないオフェンスを披露した。しかし2戦目は、3ポイント成功率が1割を切るなどシューティングスランプに陥り、第1クォーターはわずか6得点。2戦とも失点が80点を超え、特に2戦目は攻守両面で課題を残した。

 対するシーホース三河は連勝を「12」に伸ばした。大阪エヴェッサ戦は1戦目こそ延長の末に1点差と薄氷を踏んだが、2戦目は第3クォーターに突き放して14点差の勝利。比江島慎村上直が欠場し、金丸晃輔橋本竜馬をスターターから外しても、森川正明が2戦目で17得点をマークしたように、層の厚さを活かしている。

 6勝7敗と黒星先行の新潟だが、アルバルク東京に現時点で唯一の土をつけ、前々節には川崎ブレイブサンダースも破っている。ガードナー不在の時間帯にチームを押しあげる伏兵が出現したその2試合のように、脇役の奮起でホームを死守したい。

文=吉川哲彦

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