2017.11.11

三田市開催の西宮ストークス、復帰した相手シューターの古川孝敏に要注意

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 サンロッカーズ渋谷と戦った宝塚市開催のホームゲームはあえなく連敗し、西宮ストークスは第7節を終えて4勝9敗。今節は同じ西地区で首位を走る琉球ゴールデンキングスを三田市の三田市駒ヶ谷運動公園体育館に迎え撃つ。

 SR渋谷戦、1戦目は第1クォーターに先手を取って優位に進めながらも、第4クォーターに逆転された。2戦目は前半こそ競り合ったものの、第3クォーターに引き離された。3人の外国籍選手がそろって2戦とも1ケタ得点に終わったことに加え、2戦ともチーム全体でフリースローを2本しか獲得できず、相手にうまく守られてしまった格好だ。

 レバンガ北海道と対戦した琉球は、故障離脱していた古川孝敏が移籍後初出場。しかし、1戦目は第2クォーターでわずか3得点に抑えこまれ、トータルでも今季チーム最低の51得点。2戦目は一転して前半だけで56得点を叩きだして北海道を圧倒した。今季初めてスターター起用された田代直希らが次々にシュートを決め、前日チーム全体で3本にとどまった3ポイントは15本を数えた。

 注目はやはり復帰した古川。北海道戦では出場時間が少なかったが、試合勘さえ戻ればそのシュート力は脅威。西宮は、琉球を勢いづかせないためにも古川への警戒を緩めてはならない。

文=吉川哲彦

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