2018.01.20

勝率5割復帰を目指す三遠ネオフェニックス、ホワイトとドジャーの働きが勝利へのカギ

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 4連勝で勝率5割に到達し、レバンガ北海道戦に白星先行がかかった三遠ネオフェニックスだったが、結果はあえなく連敗。中断期間明けの今節、まずは勝率5割復帰を目指す戦いとなる。

 北海道戦はいずれも得点力のある相手を60点台に抑えながらも、自らの得点力不足に泣いた。1戦目は残り27秒で2点差、2戦目は残り13秒で1点差に迫っているだけに、悔やまれる連敗となった。

 今節の相手、サンロッカーズ渋谷川崎ブレイブサンダースに無念の連敗。2戦とも前半を同点でしのぎながら、第3クォーターに失点がかさんで相手に勢いを与えてしまった。勝率で川崎に並ばれ、順位が入れ替わって東地区4位に降下。今後の順位争いを考えても、直接対決で負け越しとなったのは痛い。

 三遠にとってSR渋谷は、第2節に対戦して連勝している相手。その2試合は不在だったウェンデル・ホワイトロバート・ドジャーの働きがカギになりそうだ。一方のSR渋谷は、川崎戦で戦列に戻った伊藤駿のゲームコントロールに期待したい。欠場していた清水太志郎長谷川智也も復帰の見込みで、中断期間が良いリフレッシュになっているはず。特別指定選手の2人も加わり、リベンジに向けて士気は上がっているだろう。

文=吉川哲彦

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