2018.02.02

これまでにない臨場感と一体感を実現した「B.LIVE in TOKYO」をレポート

1月14日、熊本会場と同時刻に『次世代型ライブビューイングB.LIVE in TOKYO』が開催された[写真]=B.LEAGUE
バスケットボールキング編集部。取材歴は20年を数え、これまで主に中学、高校、女子日本代表をカバーしてきた。また、どういうわけかあまり人が行かない土地での取材も多く、今年も氷点下10度を下回るモンゴルを経験。Twitterのアカウントは @m_irie3

★熊本会場と一体化した東京での新しいライブビューイング

 1月14日、「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2018」が熊本県立総合体育館で開催され、123-111でB.WHITEがB.BLACKに勝利した。4人の候補からSNS投票で決まるMVPには、地元、熊本ヴォルターズ小林慎太郎選手が選出され、駆けつけた3,242名から喝さいを浴びたことは記憶に新しい。

 当日、「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2018」の開催に合わせて行われたのが「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2018 次世代型ライブビューイング B.LIVE in TOKYO」だ。Bリーグの葦原一正常務理事・事務局長の言葉を借りれば、「世界初のスポーツエンターテイメント体験」だと言うこのイベントは、AR技術や高圧縮・リアルタイム映像伝送技術など、富士通の最先端テクノロジーを活用して以下の体験ができる次世代型ライブビューイングだ。

バスケコートが再現された東京会場では大型スクリーンと音、振動による没入感があった[写真]=B.LEAGUE

『ドリブル音や足音を拡張し、選手の動きと連動して再現される試合会場の高臨場感』
『4K大画面映像による迫力あるプレー』
『熊本と東京で、離れたプレーヤーとファン同士が双方向につながる新たな一体感』

 実際、会場で取材して感じたのは、目の前でバスケの試合が行われているような高い臨場感であり、まるで熊本のアリーナにいるような音と振動が再現されたことだ。3Pコンテストから始まり、ダンクコンテスト、そして本番のオールスターゲームと、時間が経つにつれて熱を帯びる現地に負けないくらいの興奮が東京会場でも味わうことができた。

スマホアプリ「B.応援」に搭載されたビンゴゲームで盛り上がった[写真]=B.LEAGUE


それぞれのシーンに合わせたDJが奏でる音楽で会場は大いに盛り上がった[写真]=B.LEAGUE

 来場したファンの感想を聞いてみると…
「いつも(見る試合)より気分が上がった」
「試合映像が大画面に映るので選手の表情もわかりやすかった」
「来たかいがあった」
「若い人が多かったのでクラブ感覚で、みんなで盛り上がれた」
「バッシュの『キュッキュッ』といった音、ドリブルの音も感じた。会場にいても聞こえない音だったので、実際にコート近くにいるような雰囲気を味わえた」
「(来年は富山の)会場にも行きたいけど、もっとバージョンアップした、臨場感溢れるパブリックビューイングも来たいな」

 試合終了後もDJプレーでオールスターゲームの熱気を維持した多くのファンは、満足した表情で会場を後にした。また、イベント終了後、メディアの取材に応じたBリーグ常務理事・事務局長の葦原一正氏は「とにかく終わってホッとしている」と、まず安堵の表情を浮かべた。そして、「旧来型のパブリックビューイングから突き抜けて新しいことをやってみたいという想いの中、こういうやり方もあるんだよというのは提言できたと思う。雰囲気も途中からほぐれてきて、新しいチャレンジをお伝えすることはできたと感じた」と、手ごたえを感じたようだ。

「旧来型のパブリックビューイングから突き抜けて新しいことをやってみたかった」と、葦原Bリーグ常務理事・事務局長

取材・文=入江美紀雄