2018.02.09

東地区の生き残りをかけた戦い、勝敗のカギを握るのはリバウンド

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 富山グラウジーズと対戦した前節のサンロッカーズ渋谷は、満原優樹が1節のみの欠場で戦列に戻った上、広瀬健太も約2カ月ぶりに復帰。富山を相手に連勝を果たし、東地区での生き残りに向けてチームの雰囲気は高まっているはずだ。

 富山戦では、満原が2戦計30得点13リバウンドと持ち味を発揮。2戦ともリバウンドと高確率の3ポイントがチームの勝因であり、満原の貢献度は非常に高かった。チームとしても、2戦目はロバート・サクレが9試合ぶりの1ケタ得点だったにもかかわらず、今季2度目の90得点をマークしている。

 そのSR渋谷以上に苦しい局面を迎えていたレバンガ北海道も、前節は同地区首位のアルバルク東京から1勝をもぎ取り、巻き返しの希望を残した。1戦目の勝利は第4クォーターで相手を6得点に封じたディフェンスが勝因となったが、2戦目は一転ディフェンスが崩れ、オフェンスも機能せず29点差の大敗。リバウンドが23本しか取れなかったことも大量失点につながった。

 第8節の対戦では、ホーム北海道が2戦ともSR渋谷のディフェンスに苦しみ連敗。リバウンドも強いSR渋谷からオフェンスリバウンドを奪えるかどうかがポイントになるだろう。

文=吉川哲彦

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