2018.02.16

打ち合いが予想される一戦、新潟アルビレックスBBは相手の3Pに警戒が必要

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 前々節にまさかの黒星を喫してしまった新潟アルビレックスBB。前節は京都ハンナリーズという厳しい相手だったが、1戦目でダバンテ・ガードナーラモント・ハミルトンが計57得点を叩き出し、最後までもつれた激しい打撃戦を制した。得点はやや外国籍選手に偏ったものの、遥天翼の7リバウンド、森井健太の6アシストという数字は光る。2戦目も同様の打ち合いで最後まで勝つチャンスがあったが、残り0.2秒で勝ち越しを許した。京都に連勝していれば勢いが生まれるところだっただけに惜しい黒星だ。

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズは西宮ストークスに盤石の連勝で、新潟との差を3勝差に広げた。2戦とも86得点、3ポイント13本成功とオフェンスで本領を発揮。クレイグ・ブラッキンズが2戦ともダブルダブルを記録し、ジェロウム・ティルマンも5戦連続2ケタ得点と好調だが、西宮戦で最も活躍が目立ったのは1戦目で13得点、2戦目で3ポイント6本を含む25得点の安藤周人だ。

 前節同様打ち合いが予想される新潟がフォーカスしたいのはやはりディフェンス。京都戦でかさんでしまったファウルは減らす必要があり、成功数リーグ1位の名古屋Dの3ポイントも要警戒だ。

文=吉川哲彦

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