3月10日、アリーナ立川立飛でB1リーグ第22節第1戦が行われ、アルバルク東京がサンロッカーズ渋谷を迎え撃った。
お互い連敗脱出をかけたこの1戦。ホームのA東京は馬場雄大とザック・バランスキーを欠く中、菊地祥平が序盤からリングにアタック。順調な滑りだしを見せ、第1クォーターで7点差をつけた。その後も終始リードを保っていたものの、試合終盤にSR渋谷の猛追に遭い、残り21秒で1点差まで詰め寄られる。しかし、チーム最多の計19得点を挙げた菊地が同13秒から4本のフリースローを沈め、最終スコア87―81。A東京は菊地に加え、アレックス・カークが17得点、安藤誓哉と竹内譲次が13得点など計6選手が2ケタ得点をマークして連敗を止めた。
試合後、司令塔の安藤は「連敗中という心境の中でこのゲームを勝ちきったのは大きい」と勝利の喜びを口にし、なかなか離なすことができなかったゲーム展開に対しても、「正直勝てるとしか信じていませんでした」と強気で臨んでいたことを明かした。
自身のプレーについては「ディフェンスがカークについていたので抜きやすかった」と話した一方で、「(ポイントガードとして)もっと勝負所でボールを回すオフェンスをしなければいけなかった。技術面も流れを読むという面も、もっと向上させなければいけない」と今後への課題も挙げた。
また、今節はファン投票により決定した3rdユニフォーム「ALVARK TOKYO 3RD JERSEY 2017/2018」を着用して試合を実施。安藤は今回着用した赤いユニフォームについて、「バッシュも(ユニフォームに合わせ)赤にしていたので、気合いが入りました」と満足した様子だった。