現在、東京・渋谷のドン・キホーテ跡地に『DAZN for docomo SPORTS LOUNGE』が3月27日まで期間限定でオープンしているのをご存じだろうか!? ここでは、超巨大LEDモニターを使ったスポーツ観戦や、VRゴーグルをつけてボクシングの八重樫東氏とボクシング対決、プロ野球選手の豪速球を体験できるVRトレーニングシステムなど、最先端技術を使った新しいスポーツの楽しみ方を体験できる。
またこちらでは、WEB番組『サッカーキング ハーフ・タイム』が平日の正午から生配信されていたのだが、3月13日には「DAZN for docomoはサッカーだけじゃない!他スポーツの刺客が魅力をプレゼン presented by DAZN for docomo」と題し、元プロ野球選手の高木豊氏、B.LEAGUEアナリストの佐々木クリス氏、プロダーツプレーヤーの森田真結子選手が出演。それぞれのスポーツの魅力や今後注目のチームや選手をアピールした。
そこで、バスケットボールを代表して出演した佐々木氏に番組終了後に直撃! DAZN for docomo SPORTS LOUNGEや番組に出演しての感想をうかがった。
📺⚡|出張配信
📅3月13日(火)12時〜
🗯他スポーツ魅力をプレゼン!
👤高木豊(@bentu2433)、佐々木クリス(@chrisnewtokyo)、森田真結子(@mayo_darts)渋谷の #DAZN for #docomo SPORTS LOUNGEから生配信!
サッカー以外のスポーツの魅力に迫ります!#SKHT #SKchhttps://t.co/FW2xR5Guym pic.twitter.com/re2rnNcFz5— サッカーキング (@SoccerKingJP) March 12, 2018
――DAZN for docomo SPORTS LOUNGEの印象から聞かせてください。
佐々木 素敵ですね。こういったところがあると知らなかったので。入ってきていきなりVR体験もあって、スポーツ観戦も体験型にどんどん移ってる部分もあると思うので、こういったスポーツが目に触れる機会が多いことはうれしいことです。
――DAZNの印象は?
佐々木 ファンの楽しみ方が多様化していて、これだけインターネットが普及してる社会だと、ファンのニーズに応えるためには必要なものだと思います。観たいときに好きなだけ観られるのは、スポーツファンにとっては贅沢なことだと思うので、これからのスポーツファンには欠かせない媒体ですね。ブランドイメージもすごくクールだし、スポーツ専門として幅広く普及していくのかなという期待感があります。
個人的にはゲームを分析をする上で見逃し配信が役立ちます。さらに「今、数的優位が起きたのはなんで何だろう?」という場面をすぐ巻き戻したてすぐにチェックもできるので、「あー! こんな駆け引きがあったのか!!」と瞬時に確認することができますね。僕にとってもすごくありがたいこと機能です。
――観戦方法のアドバイスはありますか?
佐々木 僕がアドバイスするよりは、皆さんのライフスタイルに合わせることがいいと思います。アウトドア派だったら、週末車で行ってテントを建ててキャンプする中で、Wi-Fiさえあれば、アウトドアのスタイルに好きなチームの観戦を組み込めますし、インドア派でも、自分の一番融通の効く時間に観られます。自分のライフスタイルに当てはめることができるだけの柔軟性がこのチャンネルにはあると思います。
――普段の現場はバスケを分かっている前提で色々語られていますが、今日のような他競技の方を交えた場合では、そういうわけにはいきませんね?
佐々木 日常的にバスケに触れている我々とは違う観点から質問をいただきますし、そういったときに改善点とか、こういったことも伝えていかなきゃいかないんだとか、知らない人はそういうところに疑問を感じるんだとか、すごく吟味する余地がありますね。専門的なバスケの話をさせていただいている時も、なるべく今プレーしている子供たちや、初めてバスケを観る人がいるということを忘れないようにしています。やっぱりそういうバランス感覚が大事ですし、僕も選手たちの戦いに恥じない伝え方をしていきたいなと思っています。
――Bリーグのレギュラーシーズンもあと3分の1ですが、注目している点はどこですか?
佐々木 東地区がこれだけ混戦になるのはある程度シーズン前から予想されていたことですが、5割以上の成績を残しながらチャンピオンシップに出られないというのはクラブからすれば地獄絵図ですが、逆にファンの立場からすれば応援のしがいがあることだと思います。60試合は選手に相当負担がかかると思いますが、レギュラーシーズンの持つ意味合いが、もしかしたらほかの競技より大きくなるのかもと考えると、東地区の終盤戦は楽しみです。
あと、中地区の2位争いは、4チームが4ゲーム差以内に収まっている状況なので注目です。終盤のスケジュールとか、選手のコンディショニングとか各チームが本当に頭を悩ませていると思います。エースが出ないと勝てないけど、長い時間出したら連戦はなかなか勝てないとか、こういったところもバスケットの一つの見方としては面白いですね。
チャンピオンシップの話で言えば、それぞれクラブは昨シーズンからの反省があると思います。千葉ジェッツとしては、残るはリーグ制覇だけで、昨シーズンはファーストラウンドをホーム開催できなかったので、是が非でもホーム開催を勝ち取ることが大切ですね。開幕前は去年同様優勝候補筆頭だった川崎ブレイブサンダースがちょっと伸び悩んでいると思います。チャンピオンシップは間違いないと思うんですが、1位通過するようなアルバルク東京、千葉、シーホース三河なんかの順位を覆せるような戦いになるのかは見逃せないファクターですね。
取材・文=入江美紀雄