2018.03.19

三屋裕子JBA会長の再任が内定。「これまで準備してきたものを次の2年で実現していく」

2期目の就任が内定した三屋裕子JBA会長
バスケットボールキング編集部。これまで主に中学、高校、女子日本代表をカバーしてきた。また、どういうわけかあまり人が行かない土地での取材も多く、氷点下10度を下回るモンゴルを経験。Twitterのアカウントは @m_irie3

 日本バスケットボール協会(JBA)は3月18日、都内で臨時評議会を開催し、今年の6月で任期が切れる三屋裕子会長の再任内定を議決した。正式に会長再任が決まるのは6月の評議会と臨時理事会を経てからとなっている。

 臨時評議会に出席したパトリック・バウマン国際バスケットボール連盟(FIBA)事務総長に「会長をはじめとする理事会のメンバーが素晴らしい活躍をしてきた」とお墨付きをもらった三屋会長。JAPAN 2024 TASKFORCEのメンバーであり、協会会長の選考委員を務める境田正樹JBA監事からは「全会一致で次期会長に推すことが決まった。FIBAのセントラルボードの一員であることも心強い」と、三屋会長の手腕を評価した。

 三屋会長は「これまでの2年間で準備してきた施策が4月からどんどんスタートする。各都道府県協会にも無理にお願いしてきたことも、その2年でさらに進めていきたい」と抱負を語るとともに、強い決意をにじませた。「東京五輪出場に向けては、FIBAと向き合って指導を仰ぐつもり。何が足りないか、何をすべきかをコミュニケーションを取っていきたい」と、開催国枠獲得に意欲を示すとともに、次期任期中においての大命題となるだろう。

会長の選考委員を務める境田正樹JBA監事(写真右)からも太鼓判を押された三屋会長(写真左)

文=入江美紀雄

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