2018.03.27

シーホース三河は勝てば地区優勝決定、名古屋ダイヤモンドドルフィンズは失点を減少できるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 白熱する2位争いを尻目に独走状態のシーホース三河横浜ビー・コルセアーズ戦の連勝により、中地区2位以上を確定して早くもチャンピオンシップ進出を決めた。今節は2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。勝てば中地区優勝も決定する。

 横浜戦は三河らしい“横綱相撲”だったと言っていいだろう。1戦目はインサイドで終始優位を譲らず22点差の快勝。2戦目は桜木ジェイアールがファウルトラブルに陥り、第3クォーターには一時追いつかれたものの、その後は地力を発揮した。

 名古屋Dも大阪エヴェッサに連勝し、再び“貯金生活”に入った。1戦目は14本、2戦目は10本の3ポイントシュートを決めるなど、名古屋Dらしいオフェンスを展開。また、1戦目では中東泰斗笹山貴哉、2戦目は中務敏宏張本天傑船生誠也が2ケタ得点をマークするなど日本人選手が奮闘した。ディフェンス面でも成果があり、いい形で三河戦を迎えたと言える。

 今季の対戦は三河の3勝1敗。名古屋Dは3敗のうち2試合で100点ゲームを許しているが、唯一勝った試合では失点を79点にとどめている。特に、1本しかシュートを打たせなかったアイザック・バッツを今回もゴールから遠ざけたい。

文=吉川哲彦

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