金沢武士団に所属する井手勇次が、4月29日のB2リーグ第30節第2戦で、B2リーグ最多の13アシストを記録した。
この日は広島サンプラザホールで広島ドラゴンフライズとした金沢。先発出場した井手は試合開始2分1秒、まずはスコアリーダーのアンドリュー・フィッツジェラルドに1本目のアシストを決めると、第1クォーターだけで計4アシストをマーク。その後も記録を伸ばし、第2、第3クォーターでそれぞれ3本、第4クォーターでは4アシストをマーク。最後のアシストは最終クォーター残り2分36秒、月野雅人の3ポイントシュートを演出した。また、月野は12月24日の青森ワッツ戦ですでに同記録を達成しており、井手がこれに並んだことになる。
記録達成を果たした井手は同日、自身のTwitterをとおして「遠いawayにもかかわらず応援に駆けつけてくれてありがとうございました。次は勝利で飾れるようチーム一丸で頑張ります。みんなシュート決めてくれてありがとう」とコメントした。
29歳の井手は、181センチ83キロのシューティングガード兼スモールフォワード。早稲田大学卒業後にTGI・Dライズに入団し、その後は島根スサノオマジック、東京サンレーブスを経て2015-16シーズンより金沢に在籍。今季は同終了時点で計56試合中55試合に先発出場し、635得点(1試合平均11.3得点)248アシスト(同4.4アシスト)をマークしている。