2018.05.25

アルバルク東京はロースコアゲームに持ちこみたい、千葉ジェッツは第1Qから勢いに乗れるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 Bリーグ2代目王者の称号を手にし得るチームは、千葉ジェッツアルバルク東京に絞られた。千葉にとってはレギュラーシーズンの直接対決で2勝4敗と負け越した相手にリベンジするチャンスでもあり、A東京はシーズン終盤に東地区首位を奪われた借りを返したいところだ。

 ともに「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」セミファイナルを連勝してファイナルへ勝ちあがってきた。千葉は琉球ゴールデンキングスを迎え撃ち、1戦目は3ポイントが不発で得点はやや伸び悩んだものの、ディフェンスでは得点源以外の選手をしっかり抑えこんだ。2戦目もロースコアで進む中、残り27秒でのレオ・ライオンズの3ポイントが勝利を決定づけた。

 シーホース三河のホームに乗りこんだA東京は、2戦とも延長戦の激闘。1戦目は第3クォーターまでの11点ビハインドを追いつき、2戦目は逆に第3クォーターまでの14点リードを追いつかれながらも勝ちきった。

 千葉は、A東京を破った2試合で95得点、79得点を記録。敗れた4試合はすべて70得点未満だった。ロースコアゲームはA東京のペース。千葉のオフェンス、特に第1クォーターに勢いに乗れるかどうかが試合の流れを大きく左右しそうだ。A東京としては、千葉が一発勝負に強い点にも注意したい。

文=吉川哲彦

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