2018.06.24

JBA初のアンバサダーに就任した大神雄子氏「まずは男子代表戦に駆けつけ、一緒に熱く戦います!」

三屋裕子JBA会長の肝いりでアンバサダーに就任した大神雄子氏
国内外のバスケ情報をお届け!

 6月24日、日本バスケットボール協会(JBA)の定時評議会ならびに臨時理事会が開催され、今シーズン限りで現役を引退した大神雄子氏(現トヨタ自動車アンテロープスデベロップメントコーチ)のJBAアンバサダー就任が了承された。

 会議後、メディア対応に応じたJBAの三屋裕子会長は「私のたっての希望で、今回大神さんにJBAアンバサダーに就任していただきました」と、会長の肝いりで白羽の矢を立てたことを明かした。そして、自身もバレーボールのオリンピアンで活躍した経験を持つ三屋会長は「引退後の選手は、テレビやクリニックなど、個人としてバスケットボール界との関わりがあっても、協会との関係が切れてしまう傾向にあります。これまで一生懸命、バスケットボール界のために尽力してくれた選手が引退したことでJBAとの関係が切れてしまうことはあまりにも寂しいと思い、JBAアンバサダーという形を考えました」と自身も現役引退後、どのようにその競技に向き合うかを考えていたという経験を踏まえて、大神氏を指名した理由を述べた。

 さらに三屋会長が注目したのは大神氏のキャラクターだ。「大神さんはメッセージ性があり、アピール度も最高にある方なので、アンバサダーとして今後はバスケットボールの普及と広報活動を担っていただくに非常に適した方だと思います。今回、私の熱い要望により、JBAアンバサダー第1号としてご承認をいただきました。現段階で細かい規定は設けておらず、今後、大神さんとともに走りながら、より良い方向に進んでいけるよう、細かな部分を決めていきたいと思います」と女子だけでなく、男子を含め様々なカテゴリーでの活動を期待しているという。

「応援団長として声を張りあげていきたいです」と意気込みを語った大神氏

 これまでも一現役選手として、プレー面やコメントで大きな影響力を日本のバスケ界に与えてきた大神氏。「とにかく、より多くの方にバスケットボールを知ってもらい、そして支えてもらうことが、どれだけ大切なのかを自分自身が全身で表現していきます。国内外を問わず、私は現役を終えて間もないこともあり、いろんなところに行けるフットワークの軽さが売りで、また自分が一番表現できるところだと思っています。バスケットボールに一生懸命向き合うミニバスの子供たちから、一番上の日本代表まで、応援団長として声を張りあげていきたいです」と意気込みを語った。

 大神氏のJBAアンバサダーとしての初仕事は6月29日に迫ったFIBAワールドカップ2019アジア1次予選Window3のオーストラリア戦になるという。「間違いなく大切な試合なので、もちろん千葉ポートアリーナに駆けつけます。この日はアンバサダーというよりも応援団長ですね。テニスの松岡修造さんに負けないように熱く、応援というよりも一緒に戦いたいと思います」と、男子代表にとっても頼もしいサポーターの誕生と言えよう。

 将来は指導者としてバスケットボールとの関りを保ちたいと語る大神氏。「今はアンバサダーとしての仕事を全うすることが一番だと考えています。それをしっかり遂行できた時に次が見えてくると思います。この1年間はがんばっていきます」と語った大神氏。現役生活に終止符を打ったが、あの熱いパフォーマンスはコートの内外で今後も見続けられることになりそうだ。