2018.07.12

2011年に来日のウィリアムス、秋田ノーザンハピネッツへ移籍…新天地で帰化を目指す

愛媛から秋田へ移籍するニカ・ウィリアムス [写真]=B.LEAGUE
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 秋田ノーザンハピネッツは7月12日、ニカ・ウィリアムスとの2018-19シーズンにおける選手契約が合意に達したことを発表した。

 現在31歳のウィリアムスは、203センチ111キロのセンター。パシフィック大学卒業後、2011年に高松ファイブアローズ(現香川ファイブアローズ)でキャリアを始め、群馬クレインサンダーズ、埼玉ブロンコスにも在籍した。2013-14シーズンをチュニジアのクラブで過ごしたのち埼玉へ復帰。2015-16シーズンを広島ドラゴンフライズ、2016-17シーズンを香川でプレーした。昨季加入の愛媛オレンジバイキングスでは、36試合の先発を含む54試合に出場。745得点(1試合平均13.8得点)385リバウンド(同7.1リバウンド)の活躍を見せた。

 B1に初挑戦する同選手は、クラブの公式HPで次のように語った。

「まずは秋田ノーザンハピネッツに迎えてくださったみなさまに感謝しています。チームのために全力を出し、ポジティブなエナジーを与え、秋田ノーザンハピネッツがもっと良いクラブになるように尽くします。私は情熱をもってアグレッシブにプレーすることが好きです。ダンクをした時に観客席が盛り上がるのが大好きです。秋田のブースターさんはたくさんの大きな声援でチームを支えるように応援してくれると思うのでとても楽しみにしています」

「プロ選手になってからは、ほとんどずっと日本でプレーをしています。私は日本が大好きです。また、秋田にはおいしい食べ物がたくさんあると聞いていますので色々食べてみたいです。都会ではないかもしれませんが、私は田舎暮らしが好きですし、人がとても親切で、星空がとても綺麗だと思います。街も清潔で治安も素晴らしいと思いますので、秋田で生活できるのをとても嬉しく思います。みなさんあたたかいご声援をどうぞよろしくお願いいたします!」

 また、クラブはウィリアムスについて「機動力のある献身的なビッグマンであり、日本経験も豊富で、昨シーズンB2ではフィールドゴール(FG)成功率で1位を記録しています。オフェンスリバウンドへの意識が高く、リングに対して強くアタックできる選手であり、ディフェンスでもペップHCの求める激しさを体現できる身体能力を持っています」と紹介し、「また、ウィリアムス選手は日本人の奥様がいて、本人のコメントにもありますが、とにかく日本が大好きだと話しており、帰化を目指しております。今シーズンの早い段階での帰化登録を目指して、クラブとしてもバックアップしてまいります」と明かした。

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