2018.07.30

ライジングゼファー福岡、地元出身の加納督大が現役引退…強化育成部部長に就任へ

2017-18シーズン限りでの引退が発表された加納 [写真]=B.LEAGUE
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 ライジングゼファー福岡は7月29日、加納督大が2017-18シーズン限りで現役を引退すると発表。8月1日から同クラブの強化育成部部長として、スクールメインコーチ、U15アシスタントコーチ、トップチームのスカウトを務めるという。

 福岡県出身で現在34歳の加納は、九州産業大学を卒業後、2007-08シーズンにライジング福岡(現福岡)へ加入。計7シーズンにわたってプレーし、2014年に滋賀レイクスターズへ移籍した。その後、2016-17シーズンに福岡へ復帰すると、昨季は全60試合の出場で264得点(1試合平均4.4得点)91リバウンド(同1.5リバウンド)93アシスト(同1.6アシスト)を記録。シーズン終了後の6月1日に契約満了が発表されていた。

 11季の選手キャリアを終えた加納は、クラブの公式HPを通じて次のようにメッセージを送った。

「大学を卒業後、プロ生活をスタートしてから11年、沢山の経験をさせてもらい、成長させてもらいました。この11年を振り返ると良い事も悪い事も沢山あったけれど、全てが楽しい思い出で、僕の財産になりました。全国的にも全然無名だった自分がこんなにも長くプロとしてやってこれたのは家族、友人、チームメイト、そしていつも温かく応援してくれたブースターの皆様の支えがあったからだと思っています。本当にありがとうございました。バスケットを続けてきたからこそ沢山の方に出会うことができました。本当にバスケットボールには感謝をしています」

「今後はライジングゼファーフクオカの育成強化部としてユースチームとスクール生の指導を行っていきます。自分が教えた子供達がいつかはトップチームでプレーをして欲しい、そして福岡の、全国のバスケットボール競技を更に盛り上げて欲しいという想いを持って頑張りたいと思います」

「今まで加納督大を応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。またお会いどこかでお会いできるのを楽しみにしています」

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