2018.11.07

レバンガ北海道のトラソリーニとサンロッカーズ渋谷のケリーによる長距離砲対決に注目

バスケットボールキング編集部。取材歴は20年を数え、これまで主に中学、高校、女子日本代表をカバーしてきた。また、どういうわけかあまり人が行かない土地での取材も多く、今年も氷点下10度を下回るモンゴルを経験。Twitterのアカウントは @m_irie3

レバンガ北海道vsサンロッカーズ渋谷(@北海きたえーる)
11月7日19時05分~

 レバンガ北海道サンロッカーズ渋谷の対戦が、北海道のホーム、北海きたえーるで行われる。前回は10月13日・14日、SR渋谷のホーム、青山学院記念館で対戦し、この時は1勝1敗と星を分けている。

 最近の北海道は5連敗のあと、前節第2戦の三遠ネオフェニックスに勝利。この試合、北海道は試合開始から三遠を圧倒し、連敗にピリオドを打った。ここまで4勝8敗で東地区の4位に位置する。強豪ひしめく東地区で4位をキープするのは善戦とも言えるが、点差が10以内の接戦を落としている試合も多く、勝ち切れていないとも言えなくはない。

 多嶋朝飛マーク・トラソリーニは安定したプレーぶりでチームに貢献。新加入のデイビッド・ドブラスも1試合平均16.6得点10.0リバウンドとチームにフィットしてきており、この3人に続く選手の活躍いかんでは勝利をつかむことも可能だと言えるだろう。三遠戦で先発を任された川邉亮平関野剛平ら若手の奮起に期待したい。

 対するSR渋谷は2勝10敗と東地区の6位。開幕からなかなか勝ち星を重ねることができなかったSR渋谷は、第6節の横浜ビー・コルセアーズ戦を前に、勝久ジェフリーヘッドコーチとの契約を解除。併せて伊佐勉アシスタントコーチをHCに昇格させた。

 チームの英断はすぐに結果に表れる。伊佐HCが指揮した2戦目、10月28日の横浜戦は第3クォーターまでリードを許す展開だったが、逆転で勝利をもぎ取った。それまでロバート・サクレライアン・ケリー、さらにはベンドラメ礼生の1対1に頼る部分が多かったが、パスで相手のディフェンスを切り崩すスタイルが見られるようになった。横浜戦の後は千葉ジェッツに連敗したものの、83-85、70-78と接戦を演じており、ディフェンス面での改良も垣間見えた。

 両チームとも今節は勝ち星を伸ばしたいところだ。北海道の多嶋、SR渋谷のベンドラメの得点力の高いポイントガードのマッチアップも注目が集まるが、やはり外国籍選手を互いにどれだけ抑えられるかがカギを握るだろう。特に北海道のトラソリーニとSR渋谷のケリーの長距離砲が火を噴くかで、勝敗の行方は変わっていくと思われる。もちろん、それを抑えるディフェンスの仕掛けも見逃せないところだ。

文=入江美紀雄

■ロースター
・北海道(ヘッドコーチ:ジョゼ・ネト)
溝口秀人(NEW)
関野剛平
山本柊輔(NEW)
多嶋朝飛
折茂武彦
市岡ショーン(NEW)
桜井良太
デイビッド・ドブラス(NEW)
マーク・トラソリーニ
川邉亮平
野口大介
松島良豪

・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
満原優樹
秋葉真司(NEW)
清水太志郎
ファイサンバ(NEW)
ロバート・サクレ
伊藤駿
ベンドラメ礼生
マーカリ・サンダース・フリソン(NEW)
杉浦佑成
長谷川智也
広瀬健太
山内盛久
ライアン・ケリー(NEW)

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