2019.01.15

地区2位争いを繰り広げる両チーム、川崎ブレイブサンダースは戦列復帰の辻直人がキーマン

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

川崎ブレイブサンダースvs富山グラウジーズ(@川崎市とどろきアリーナ)
1月16日19時5分

 川崎ブレイブサンダースは19勝12敗、中地区2位でのシーズン折り返し。同1位の新潟アルビレックスBBを2勝差で追っているが、今季はまだ対戦しておらず、直接対決の6試合で十分に逆転可能だ。その新潟戦に備えて勢いをつけられるか、リーグ戦再開の今節は非常に重要だ。

 前節は秋田ノーザンハピネッツに連勝。1戦目が62失点、2戦目が58失点とディフェンスで勝ち取った。2戦合計で秋田に31本のオフェンスリバウンドを許した点は反省材料だが、それも致命傷にはならなかった。谷口光貴青木保憲が2戦とも10分以上の出場時間を得てまずまずの働きを披露したことはプラス材料。「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンドでは準々決勝で敗退したものの、辻直人が予想外に早い戦列復帰を果たし、チームとして万全の態勢が整いつつある。

 今節川崎が迎え撃つのは、地区2位争いを繰り広げる富山グラウジーズ。富山も前節はサンロッカーズ渋谷を相手に、いずれも1ケタ点差ながら勝ちきった。1戦目は阿部友和大塚裕土がそろって16得点をマークし、2戦目はジョシュア・スミスが今季3番目に多い29得点。天皇杯ファイナルラウンド進出を逃したことで前週はバイウィークだった。負担の大きい外国籍選手2人も休養が取れ、コンディション面では川崎に対して優位のはずだ。

 今季4度目となる両者の顔合わせは川崎が2勝1敗とリードしているが、川崎の2勝のうち1つは延長にもつれこんだ激戦。直接対決での得失点差は富山が上回っており、今回も熱戦が期待できる。川崎はまず、富山に1試合平均約90点も奪われているディフェンスに意識を傾ける必要があるだろう。加えてフォーカスしたいのは3ポイント。シーズン序盤はリーグ下位に沈んでいた成功率は徐々に回復し、折り返し地点の現在はリーグ7位まで上昇した。試投数は富山に次いで2番目に少ないが、確率良く効果的に決めて富山にダメージを与えたいところ。キーマンは辻だ。

文=吉川哲彦

■ロースター
川崎ブレイブサンダース(ヘッドコーチ:北卓也)
藤井祐眞
林翔太郎
青木保憲
篠山竜青
辻直人
谷口光貴
長谷川技
ニック・ファジーカス
バンバ・ジュフ
鎌田裕也
バーノン・マクリン
シェーン・エドワーズ
増田啓介

・富山(ヘッドコーチ:ドナルド・ベック)
レオ・ライオンズ
船生誠也
阿部友和
山田大治
水戸健史
宇都直輝
比留木謙司
大塚裕土
葛原大智
青野文彦
ジョシュア・スミス

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