2019.02.02

川崎ブレイブサンダースを迎え撃つ京都ハンナリーズ、勝利のカギを握るのは晴山ケビンと岡田優介

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京都ハンナリーズvs川崎ブレイブサンダース(@ハンナリーズアリーナ)
第1戦:2月2日18時5分、第2戦:2月3日14時5分

 年明け早々の連敗で勝率5割を切った京都ハンナリーズも、その後は前々節までに3勝1敗と調子を戻し、前節は同じ西地区で首位の琉球ゴールデンキングスを撃破。京都をわずか1勝上回る名古屋ダイヤモンドドルフィンズとは第20節の対戦で敗れているが、次節にはリベンジの機会が待ち構えている。再戦に備えて士気を高めるためにも、今節は川崎ブレイブサンダースから白星を挙げたい。

 6点差でものにした琉球戦は、普段以上に外国籍選手の存在感が強かった。デイヴィッド・サイモンは37得点12リバウンド、ジュリアン・マブンガはB1最多となる3度目の“トリプルダブル”を達成。ともに40分フル出場でチームをけん引した。ただ、1点を争った第4クォーターの大事な場面で3ポイントを決め、最後には勝利を決定づけるスティールを披露した晴山ケビンの活躍も忘れてはならない。また、伊藤達哉がスターターとして32分2秒出場と元気な姿を見せたことも朗報だ。

 川崎も前節は、同じ中地区で首位を走る新潟アルビレックスBBと激突。今季初めての対戦はアップダウンの激しい競り合いを5点差で制した。ケガからの復帰後初めてスターターに名を連ねた辻直人は立ちあがりから飛ばし、3ポイント3本を含む19得点で完全復活をアピールした。この勝利で新潟との差を1つ縮めて3勝差となっている。

 京都では晴山が古巣を迎え撃つという点も注目ポイントだが、もう1人注目したいのが岡田優介。現在岡田は2ケタ得点から10試合遠ざかっており、そのうち4試合は無得点に終わっている。Bリーグ発足から唯一B1で全試合にスターター出場しているが、最近はチームの主力の中で1人蚊帳の外に置かれている感が否めない。とはいえ、岡田の勝負強さはシーズンが深まるにつれて確実にチームの運命を左右する。着実にコンディションを戻している辻とのシューター対決を制し、岡田健在を示すことができるか。

■ロースター
・京都(ヘッドコーチ:浜口炎)
伊藤達哉
晴山ケビン
綿貫瞬
鶴田美勇士
岡田優介
玉木祥護
岸田篤生
シャキール・モリス
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
頓宮裕人
デイヴィッド・サイモン
片岡大晴

・川崎(ヘッドコーチ:北卓也)
藤井祐眞
林翔太郎
青木保憲
篠山竜青
増田啓介
辻直人
谷口光貴
長谷川技
ニック・ファジーカス
バンバ・ジュフ
鎌田裕也
バーノン・マクリン
シェーン・エドワーズ

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