2019.02.19

リーグ戦、残り20試合 北海道出身選手の熱き戦いに注目!

司令塔としてチームを支える、ともに帯広市出身のレバンガ・多嶋(右)と新潟・柏木[写真]=2月9日、宮永春希(北海道新聞)
北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

■B1に13選手
 レギュラーリーグ60試合の3分の2を消化した今季のBリーグ1部(B1)では、レバンガ北海道の3選手を筆頭に、10チームに所属する計13人の北海道出身選手が試合出場を果たしている。新天地で躍進の立役者となった選手やチームのまとめ役を務める選手もおり、3月2日に再開するリーグ戦残り20試合でのさらなる活躍に期待がかかる。

■新潟の躍進支える柏木
 13人の中で今季最も出場時間が長いのが新潟の37歳、柏木真介(東海大四高出)だ。名古屋Dから新潟に移籍した今季、中大の先輩・五十嵐圭とのダブル司令塔でチームをけん引。新潟は早くも過去2シーズンの勝ち星を上回る29勝を挙げ、中地区首位を走る原動力となっている。

 強豪チームや日本代表で活躍してきたベテランは「このチームは発展途上。経験を元に、足りないことを一つずつプラスしている。まだやることはたくさんある」と気を引き締める。

■城宝、折茂を追い8000得点
 福岡の36歳、城宝匡史(大麻高出)は2月9日の試合で国内トップリーグ通算8000得点を達成した。Bリーグの日本出身選手ではレバンガの折茂武彦に次ぐ2人目の到達で、折茂の1万得点達成に寄せたメッセージでは「自分も1万得点できるよう頑張る」と意欲を示した。

■多嶋と内海は主将として
 レバンガの多嶋朝飛(帯大空中出)と京都の内海慎吾(北広島緑陽中出)は、主将としてチームを引っ張る。内海は開幕前に同僚選手の逮捕や出場停止など、混乱が続いた京都をまとめ上げ、これまで22勝18敗の西地区3位とチャンピオンシップ進出を狙える位置につける。「チームメートがしっかりしており、僕1人が気負ってやる必要はない。コート上でもコート外でも、全員でカバーし合って戦えている」と話す。

■大塚はオールスター最優秀
 富山の大塚裕土(東海大四高出)は1月のオールスター戦で24得点し最優秀選手に輝いた。筑波大4年で京都の玉木祥護(札旭丘高出)は1月に特別指定選手で契約し、B1選手としてのキャリアを歩み始めた。大卒1年目ながら、強豪の川崎で38試合に出場している林翔太郎(旭大高出)は「相手エースに付く場面をもらい、良い経験をさせてもらっている」と話し、「ミスしてもカバーしてもらえると考え、積極的に得点に絡んでいきたい」と得点力向上を課題に挙げる。

 レバンガだけでなく、多くの北海道出身選手がBリーグを盛り上げている。今月9、10日に北海きたえーるで行われたレバンガ―新潟戦では、ともに帯広市出身の多嶋と柏木による司令塔対決が会場を盛り上げたように、終盤戦も北国育ちの選手たちによる熱い戦いから目が離せない。

文:安房翼(北海道新聞)