2019.03.09

立て直したいライジングゼファー福岡、相手を知る山下泰弘の活躍に期待

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ライジングゼファー福岡vs川崎ブレイブサンダース(@福岡市民体育館)
第1戦:3月9日18時5分、第2戦:3月10日14時5分

 福岡市民体育館で行われるライジングゼファー福岡川崎ブレイブサンダースによる今シーズン初対決。レギュラーシーズン残り18試合、10勝32敗で残留プレーオフ圏内脱出を目指す福岡に対し、26勝16敗の川崎は逆転での地区優勝を狙う。

 福岡は前節、東地区首位につける千葉ジェッツと対戦した。第1戦は相手の得意とする速攻から16得点を許し、27本も打たれた3ポイントで45失点。ターンオーバーも17個とかさみ、結果的に39点差の大敗を喫した。ベンチに登録する外国籍選手を入れ替え、新加入のマーカス・ブレイクリーを先発で起用した第2戦は、第1クォーターこそ20-24と粘ったものの、続く第2クォーターで4得点しか奪えず。前日を上回る21個のターンオーバーを数え、64-87のスコアで連敗に終わった。ブレイクリーは約30分のプレータイムで23得点5リバウンド4スティールと上々のデビュー。強敵相手にも前半と後半の入りで対抗できているだけに、試合をとおして継続できるかがカギになりそうだ。

 川崎はサンロッカーズ渋谷を下して4連勝。第1戦はオーバータイムに及ぶ接戦を制し、第2戦は最終クォーターに30得点を奪って勝利を収めた。2試合ともパスがよく回り、篠山竜青藤井祐眞を中心に51本ものアシストを記録し、辻直人が5本、藤井とシェーン・エドワーズが3本、篠山が2本、谷口光貴ニック・ファジーカス長谷川技がそれぞれ1本の3ポイントを成功。相手にとっては的が絞りにくく、千葉の3ポイント攻勢に遭った福岡は気をつけなければいけない。

 福岡で注目したいのは山下泰弘。2009年に入団した川崎でNBLや天皇杯での優勝を経験し、Bリーグ初年度の2016-17シーズンから地元クラブでプレーする32歳のポイントガードだ。司令塔の彼がチームを引っ張り、かつての仲間を前に歓喜できるか。藤井や篠山、辻とのマッチアップも見逃せない。

■ロースター
・福岡(ヘッドコーチ:ボブ・ナッシュ)
遥天翼
山下泰弘
小林大祐
薦田拓也
波多野和也
エリック・ジェイコブセン
津山尚大
青木ブレイク
石谷聡
城宝匡史
加納誠也
デクスター・ピットマン
マーカス・ブレイクリー
鈴木龍雄

・川崎(ヘッドコーチ:北卓也)
藤井祐眞
林翔太郎
青木保憲
篠山竜青
辻直人
谷口光貴
長谷川技
ニック・ファジーカス
バンバ・ジュフ
鎌田裕也
バーノン・マクリン
シェーン・エドワーズ

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