2019.03.12

西地区の2位争いを演じる名古屋ダイヤモンドドルフィンズと京都ハンナリーズが激突。互いに総力戦で勝利をもぎ取りたい!

バスケットボールキング編集部。これまで主に中学、高校、女子日本代表をカバーしてきた。また、どういうわけかあまり人が行かない土地での取材も多く、氷点下10度を下回るモンゴルを経験。Twitterのアカウントは @m_irie3

名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs京都ハンナリーズ(@ドルフィンズアリーナ)
3月13日19時5分

 西地区の2位争いを繰り広げる京都ハンナリーズ名古屋ダイヤモンドドルフィンズが名古屋Dのホーム、ドルフィンズアリーナで激突する。現在京都は25勝19敗、対する名古屋Dは24勝20敗とゲーム差1。今シーズンの対戦成績は2勝1敗と名古屋Dがリードしているだけに、今節名古屋Dが勝利すれば2位に浮上することになる。もちろん、京都が勝てば2位の座を死守する。

 この両チームの前回の対戦は代表ブレーク前の2月9日と10日。京都が6連勝を飾った9日の試合で、デイヴィッド・サイモンが36得点8リバウンド、ジュリアン・マブンガが26得点9アシストのパフォーマンスを発揮して、後半名古屋Dを突き放した。黙ってられない名古屋Dは10日に反撃に出る。試合の出だしからリードを奪った名古屋Dだが、最終クォーターは徐々に点差を詰められる展開に。この場面で、マーキース・カミングス笹山貴哉の得点で振りきって最終スコア92-83で勝利するとともに、第1戦のリベンジを果たした。

 前節、京都は第2戦でマブンガが今シーズン4度目のトリプルダブルを達成。大阪エヴェッサに1勝1敗で、2位の座を死守した。対する名古屋Dはアルビレックス新潟BBに連敗の後、前節ではレバンガ北海道と激戦を演じたが、2試合で34得点をあげた安藤周人の活躍もあり、2連勝を果たして西地区の順位争いに踏みとどまった。

 目下のライバルの名古屋Dをたたいてチャンピオンシップ進出へのリードを広げた京都は、やはり何といってもマブンガ、サイモンの両外国籍選手の活躍は不可欠だ。負けられない名古屋Dもカミングスやヒルトン・アームストロングの働きはもちろんのこと、安藤、笹山、張本天傑中東泰斗などの日本人選手のパフォーマンスにも注目したい。

 互いに負けられない水曜日の戦いは、今後のCS進出争いにも大きく影響を及ぼす注目のマッチアップになることは必至。両チームのファン、ブースターの後押しが必要となるはずだ。

文=入江美紀雄

■ロースター
・名古屋D(ヘッドコーチ:梶山信吾)
中務敏宏
笹山貴哉
張本天傑
安藤周人
中東泰斗
ジャスティン・バーレル(インジュアリーリスト)
クレイグ・ブラッキンズ
満田丈太郎
小林遥太
菊池真人
笠井康平
マーキース・カミングス
木下誠
ヒルトン・アームストロング

・京都(ヘッドコーチ:浜口炎)
伊藤達哉
晴山ケビン
綿貫瞬
鶴田美勇士
岡田優介
玉木祥護
岸田篤生
シャキール・モリス
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
頓宮裕人
デイヴィッド・サイモン
片岡大晴

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