2019.03.23

京都ハンナリーズはリバウンド、サンロッカーズ渋谷はマブンガをどう抑えるかが勝利へのポイント

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京都ハンナリーズvsサンロッカーズ渋谷(@ハンナリーズアリーナ)
第1戦:3月23日18時5分、第2戦:3月24日14時5分

 直近10試合で7勝3敗と好成績を残しており、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」出場と西地区制覇を目指す京都ハンナリーズ。前節はブレックスアリーナ宇都宮で行われた第2戦で栃木ブレックスを撃破してみせた。第1戦は最初の10分間で9-26と大きく出遅れると、反撃の糸口をつかめないまま残りの30分間が過ぎ、32点差の大敗。最大の敗因は京都の27本に対し、計49本も取られたリバウンド。そのうち20本のオフェンスリバウンドを許し、セカンドチャンスから19得点を献上した。第2戦では試合開始早々に伊藤達哉が負傷退場するアクシデントに見舞われたが、計39得点10アシストの大活躍を見せたジュリアン・マブンカ、23得点を奪ったデイヴィッド・サイモンを中心に終始リード。晴山ケビン片岡大晴らの要所でのシュートも光り、最終スコア82-75でリベンジを果たした。また、第1戦で圧倒されたリバウンドも、この試合では京都が31本、栃木は35本とイーブンに持ちこんだ。

 今節、京都がホームに迎え撃つのは東地区4位のサンロッカーズ渋谷だ。そのSR渋谷は前節、京都とともに西地区の上位争いを繰り広げている名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。第1戦はベンドラメ 礼生が20得点をマークして2点差で競り勝ったが、第2戦ではヒルトン・アームストロングに14得点とオフェンス10本を含む24リバウンドを与えてしまうなどで12点差で敗れた。

 現在西地区2位に位置する京都は、同地区首位の琉球ゴールデンキングスが前節連勝したため、ゲーム差を「3」に広げられた。SR渋谷とは第10節以来の対戦となり、その時は敵地で星を分け合った。今回ホームで連勝を狙いたい京都は、平均リバウンドがB1最下位という弱点があるため、まずは前節の勝利同様、リバウンドでSR渋谷と互角に渡り合いたい。また、ロバート・サクレライアン・ケリーのコンビに加え、ワンプレーで流れを変えられるベンドラメ、盛實海翔のガードコンビにも要注意だ。対するSR渋谷は、前回対戦時にはエントリー外だったマブンガをどう抑えるかが、最大のポイントとなるだろう。

■ロースター
・京都(ヘッドコーチ:浜口炎)
伊藤達哉
晴山ケビン
綿貫瞬
鶴田美勇士
岡田優介
玉木祥護
岸田篤生
シャキール・モリス
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
頓宮裕人
デイヴィッド・サイモン
片岡大晴

・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
満原優樹
秋葉真司
清水太志郎
ファイサンバ
ロバート・サクレ
伊藤駿
ベンドラメ礼生
マーカリ・サンダース・フリソン
杉浦佑成
長谷川智也
広瀬健太
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔

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