2019.03.26

サンロッカーズ渋谷、千葉ジェッツ戦初勝利には前節90得点を挙げたサクレの活躍が必須

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サンロッカーズ渋谷vs千葉ジェッツ(@墨田区総合体育館)
3月27日19時5分

 西地区2位につける京都ハンナリーズを下し、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」出場に望みをつないだサンロッカーズ渋谷。次なる相手は同じ東地区で首位を走る千葉ジェッツだ。

 ハイスコアゲームとなった京都戦では、エースのロバート・サクレが大暴れした。第1戦では44得点13リバウンド、オーバータイムにもつれこんだ第2戦ではキャリアハイの46得点に14リバウンドをマーク。圧巻のパフォーマンスで連勝に貢献し、アウェーではわずか4勝しか挙げられなかったチームに今季6勝目をもたらした。サクレのほか、ライアン・ケリーが2戦とも2ケタ得点を挙げ、広瀬健太は第1戦で16得点、ベンドラメ礼生は第2戦で25得点。ベンドラメや広瀬、山内盛久を中心に2戦計53個のアシストも記録した。

 千葉ジェッツは同地区5位の秋田ノーザンハピネッツを相手に圧勝して9連勝。第1戦は全選手得点の88-64で勝利を収め、第2戦は3月に入って4度目となる100点ゲームを演じた。得意とするファストブレイクに加え、ここにきて3ポイントシュートも好調。無敗を誇る3月の9試合で、約46.1パーセントの確率で106本を沈めている。石井講祐富樫勇樹田口成浩などのガード陣だけでなく、ジョシュ・ダンカンギャビン・エドワーズといったビッグマンの貢献も見逃せない。

 ワイルドカード2位につける富山グラウジーズと3ゲーム差のSR渋谷。レギュラーシーズンは残り11試合だが、そのうち8試合が今季全敗を喫する東地区上位3チームとの顔合わせで、特に千葉には前回対戦の第22節で71-106の大敗を喫している。そのリベンジを果たし、大逆転でのCS進出を決める足掛かりにしたいところ。前節2試合で90得点を奪ったサクレがその調子を維持できれば、千葉に土をつけることも可能だろう。

■ロースター
・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
満原優樹
秋葉真司
清水太志郎
ファイサンバ
ロバート・サクレ
伊藤駿
ベンドラメ礼生
マーカリ・サンダース・フリソン
杉浦佑成
長谷川智也
広瀬健太
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔

・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
マイケル・パーカー
田口成浩
トレイ・ジョーンズ
大宮宏正
アキ・チェンバース
西村文男
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
石井講祐
原修太
小野龍猛

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