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5月4日に熊本県立総合体育館で「B2 PLAYOFFS 2018-19」3位決定戦が行われ、島根スサノオマジックと熊本ヴォルターズが対戦した。
信州ブレイブウォリアーズに連敗し、3位決定戦に回った島根は、佐藤公威、北川弘、グレゴリー・エチェニケ、相馬卓弥、ロスコ・アレンがスターターに名を連ねた。対して、群馬クレインサンダーズとの第3戦を1点差で落とした熊本ヴォルターズは、古野拓巳、ジョシュ・ドゥインカー、福田真生、俊野佳彦、チェハーレス・タプスコットが先発出場。
まず先手を取ったのは熊本。ドゥインカーがインサイドや3ポイントシュートなど多彩な攻撃を見せ、試合開始3分37秒時点で7-0とリードした。島根はエチェニケやアレンが奮闘したが、19-12で最初の10分間を終えた。
続く第2クォーター序盤も熊本ペースが続き、柿内輝心の3ポイントシュートやドゥインカーの得点で、残り3分57秒時点で20-32とこの日最大リード。それでも、島根はエチェニケ、北川が我慢強く得点を挙げ、28-34でハーフタイムを迎えた。
後半は北川の3ポイントシュートからスタートすると、相馬、エチェニケも続き、第3クォーター開始1分35秒時点で34-36。その後は一進一退の攻防が続き、57-57の同点で勝負の第4クォーターへ突入した。
最後の10分間でも終始拮抗した展開が続き、島根は残り1分11秒、74-74の同点の場面でタプスコットに2本のフリースローを許したが、佐藤が3ポイントシュートで反撃。残り6秒にタプスコットのバスケットカウントで再び2点ビハインドを背負ったものの、アレンが残り2秒に2本のフリースローをしっかりと沈め、土壇場で同点に追いついた。
79-79でスタートした延長戦序盤は熊本ペース。それでも、エチェニケが果敢に攻め、フリースローで試合をつなぐと、試合終了残り1分10秒に相馬のレイアップで87-89とリードした。その後、タプスコットにフリースローを許したが、最後はエチェニケのフリースローで締めて91-88で試合終了。島根がB1復帰に向け、王手をかけた。
【試合結果】
熊本ヴォルターズ 88-91 島根スサノオマジック(@熊本県立総合体育館)
熊本|19|15|23|22|9|=88
島根|12|16|29|22|12|=91