2019.05.16

『あひるの空』特別インタビュー「対戦したいのはトビ。でも、キャラクターとして好きなのは花園千秋です」岸本隆一

「アニメはぜひ見たいですし、楽しみです」と語った岸本 [写真]=兼子慎一郎
1981年、北海道生まれ。「BOOST the GAME」というWEBメディアを運営しながら、スポーツジャーナリストとしてBリーグを中心に各メディアに執筆や解説を行いながら活動中。「日本のバスケの声をリアルに伝える」がモットー。

大人気バスケマンガ『あひるの空』のアニメ化の詳細がついに発表された。今秋、オンエアが開始されるという。そこで、Bリーグを代表して琉球ゴールデンキングス岸本隆一選手に『あひるの空』の思い出を語ってもらった。さらに作品の感想やアニメ化に向けてのメッセージもゲットした。それでは早速インタビューをお届けしよう。

取材・文=鳴神富一
写真=兼子慎一郎

――バスケットボールを始めた時期、バスケが好きな理由を教えてください。
岸本
 兄の影響で小学校3年生の時にミニバスに入ってバスケットを始めました。小さい頃から遊び感覚でバスケットには触れていたのですが、遊びからそのまま選手に変化していった感じです。もう昔から慣れ親しんでいたので、自然と好きになっていったイメージですね。

――『あひるの空』の読者の皆さんにBリーグ、バスケの魅力を一言で伝えてください。
岸本
 あひるの空に出ている人たちのキャラクターにも似ていると思うのですけど、そのキャラクターでそんなプレーするのというのが魅力的だと思いますね。外見は派手なのにプレーが繊細とか、逆に外見は綺麗目な感じなのにプレーがダイナミックとか。そのギャップが見られるのがバスケットだと思っていて、実際のプレーでもそうですけど大人しそうに見えてコートに入ると熱いとかもあったりして。プレーよりもキャラクターの強さや濃さがバスケットやBリーグにはあるかなと。選手という部分にフォーカスして見てもらえたら面白いと思いますね。

―『あひるの空』の感想を聞かせてください。そしてアニメ化に向けて応援コメントをお願いします。

岸本 トビは本当に印象が強くて、対戦したいですね。でも、キャラクターとして好きなのは花園千秋です。バスケは上手いのに、少しフランクでゆるい感じもあって、そのギャップがいいですね。ある意味、ミステリアスなイメージがあって好きです。(アニメは)ぜひ見たいですし、楽しみです。

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